こんにちは、トロンです。
最近、都庁志望の方から質問を受けることが多いので、趣向を変えて、今日は特に真面目な部分から回答していきたいと思います。

QA形式のあと、解説を載せる形式にします。

Q1 都庁の配属はガチャと聞きましたが、やっぱり選べないんですか⁇
A1 半分本当ですが、半分嘘です

例えば、事務職で、まちづくりをしたい‼︎と都市整備局への配属を希望したからと言って、最初に主税局などに配属をされるというのは普通です。

中には都市整備局に配属される人もいるので、ガチャといえばガチャかもしれません。

しかし、中で働いている身からすると、仕事を近くで見たこともないのに、本当にそこで働きたいと思う⁇と言う気もします。

順調にキャリアを歩めば、主任試験に合格したタイミングで局間の異動があります。
もちろんそこでも必ずしも希望が通るわけではないですが、仕事を頑張り、管理職がよく見ていてくれていたら、わりと希望を叶えようとしてくれるものです。

管理職も人なので。。

Q2 定時で帰れますか⁇
A2 部署によります。

これは本当にピンキリですね。。
そういう意味では、配属ガチャはここには効きます。
しかし、すごく仕事ができて、残業してでも頑張りたいという人は忙しい部署に希望どおり忙しい部署に行きやすい気がしますし、
定時でぼちぼち働きたいという人は、そういう部署に行きやすいです。

流石に1日や1月単位で臨機応変とはいえませんが、年単位で考えると、自分のライフステージに応じて仕事が出来るようにも思います。

Q3 育休は取れますか⁇
A3 取れます。

民間に育休取得を推奨させる立場である以上、間違いなく取れます。
しかし、進んでいる民間企業に比べ、育休取得職員をフォローする職員への配慮は少ないかと思います。


Q4 予算がないと残業代が出ないって本当ですか⁇
A4 嘘です。

絶対でます。たまにそういうことを言ったりする人がいますが、何か勘違いをしています。
予算がなくなってもだいたいどうにか措置されます。
入都して、そういうことを言う人に遭遇したら管理職に報告してください。
残業代が出ないのに仕事をする必要はありません。

Q5 議員や上司のご機嫌取りばかりでやりたい仕事ができないって本当ですか⁇
A5 嘘です。

新しい技術を使ってみたいというアイデアがあれば、企画して採用されることもあれば、スタートアップと協働する制度なども用意されています。

ただ、1人で仕事はできず、仲間はなかなか選べないので、周りを巻き込めるかは一つのポイントです。

また、議員や上司のご機嫌取りのために、やりたくない仕事をやらなきゃいけない場面はあると思います。。

Q6 ぶっちゃけ、都庁と民間企業どっちがおすすめですか⁇
A6 好きにしなよ。。

そもそも民間もピンキリですしね。。
ただ言えることは、近年は転職が当然に行われるようになり、売り手市場も加速化しているということです。

都庁の採用も、合格者としての権利を年単位で保持したまま民間に就職し、気に入らなければ都庁にリスクなく転職も出来ます。

都庁からの転職者も少なくはありません。
ただ、転職先で都庁でのスキルが使えるか⁇(≒転職先での待遇が良くなるか⁇)という視点で考えると転職へのメリットは懐疑的です。

技術職で中枢を担った職員で、管理職試験になかなか合格できないなどの場合に、総合コンサルに転職する、などはなくはないのかなぁと思いますが。。

Q7 院に進んでから都庁に入ろうと思っているのですが、メリットがありますか⁇
A7 2年遊べるだけじゃないですか⁇

院進のメリットを感じたことは一度もありません。
最終的に入都を考えていて、その考えがぶれないのであれば、大卒のタイミングで入都すべきです。キャリアプランを考えると、生涯年収に影響する可能性すらもあります。

Q8 出会いはありますか⁇
A8 そういう層はいます。

特に新規採用職員の合同研修などは浮き足立っていて、そういう層がいます。結婚する人もいます。

Q9 合コンとかありますか⁇
A9 そういう層はいます。

どこだってそうだと思います。企画する人がいればあるし、いなければないかなと。。

Q10 給料良いって本当ですか⁇
A10 ごめんなさい、わからないです。

民間企業の給料がわからないので。。
初任給はやっすいなぁと思いますが、歳を重ねるだけでも年収は結構上がっていきます。

参考までに、忙しい部署で残業も多い場合、
30過ぎで750〜800万くらいです。

1馬力で家庭を持つことも難しくはないと思いますし、2馬力ではちょっと贅沢ができるかと思います。
ただ、家賃補助はかなりしょぼいです。

10問で区切りがいいので、今回はここまでにします‼︎

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