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婚活エッセイを書く理由|私の人生が誰かの背中を押せるなら

初めまして。「2026年に独身卒業する婚活アラサー」彩春つむぎ(あやはる つむぎ)です。

今回は自己紹介も兼ねて、私がnoteで発信している背景をつづっていこうと思います。

結論から言うと、とあるエッセイストさんに対する憧れからです。

もともと私は、自尊心や自己肯定感というものがものすごく低い人間でした。(たぶん今も、めちゃくちゃ高くなったわけではありません)

私が生きている意味ってなんなんだろうといつも思っていたし、無価値な自分にどうにか価値を見出そうとして、勉強や仕事をがむしゃらに頑張った時期もありました。

小さいころから憧れていた薬剤師の資格をとったとき「これでやっと、私も世の中の役に立つ人間になったんだ」と思ったことは、今でも覚えています。

でも実際に薬剤師として働き始めてから気づいたのは「薬剤師の仕事は、薬剤師の資格をもっている人間であれば誰でもできる」ということでした。

私じゃなくちゃいけない仕事なんて何もなくて、やっぱり私はいてもいなくても変わらないんだ、と、自分の価値がさらにわからなくなりました。

そんなとき、とあるエッセイ本に出会ったんです。
「今日は、自分を甘やかす」という、夏生さえりさんが書いたエッセイでした。

彼女が紡ぎ出した言葉は、私の心にすーっと沁み入る感じがして、本を読み終えるころには号泣していました。

過去の経験を、自分の人生を言葉につづって、人の心を動かせるって、すごい。そこには背伸びをしない、等身大の彼女の姿がありました。

私はつい「自分をよく見せたい」と思って、うまくいっていることばかり発信してしまうから、自分の弱さも葛藤も描かれている文章に、うらやましささえ感じたのを覚えています。

それと同時に、おこがましくも「自分も誰かの心に寄り添ったり、背中を押したりするような文章が書けるようになりたい」と思ってしまったのです。

私が自分の弱みを自分で受け入れて、表にさらけ出せる日が来るのだとしたら。もしかしたらもっと楽に生きられるようになるのかな、なんて、ちょっぴり期待してしまった自分もいます。

今回の婚活エッセイは、私にとってちょっとした挑戦。見栄っ張りな自分を、このエッセイを通して手放したいと思っているんです。

婚活ではきっと、うまくいくこともあれば、うまくいかないことだってあるはず。どちらの出来事も大切な婚活の過程として、できる限り等身大の自分をつづっていきます。

婚活の記録でもありながら、自分の弱さや葛藤を受け入れて乗り越えていく、そんな過程を記したエッセイにもなる予定です。

このエッセイを読んだ婚活中のあなたが「私も頑張ろう」と思ってくれたら嬉しいです。

婚活中ではない方にとっても、私のエッセイがあなたの毎日を少しでも彩るコンテンツになったらいいなと思っています。

2025年の5月に「成婚退会しました!」と報告して、読者のみなさまと一緒に喜び合える未来を描きながら、発信活動をこれからも続けていきます!

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