ヘルプマークに思う④声かけ後のトラブルを心配してしまう
見ず知らずの方に声をかける/声をかけられる
ことに対して、皆さんは心配を感じますか?そうでもないでしょうか。
ヘルプマークに思う②のときに、現代社会の人間関係の希薄さから
助けを求める人、手助けする人がともに
声をかけた後にトラブルに巻き込まれないか不安で
声をかけることを躊躇することがあるのでは?という懸念を書きました。
なぜそう思うのか。また、
それについて、どうしたら良いのだろうかと考えてみました。
トラブルを懸念する理由。僕の経験から。
もう20年も前の経験になりますからヘルプマークは関係の無い話ではありますが。
僕は栃木県の片田舎出身ですが、大学入試の為に東京の四谷駅を降りたときのことです。
人でごった返す平日の昼間、僕は初めての駅を降りてよくわからずきょろきょろ見回していた時に、一人のおばさん(おばあさんほどの年齢?)に声をかけられました。
「今日、泊るところに困っていて、明日には身内が東京に来るからお金は受け取れるから、宿泊代で3,000円貸してもらえないか?
連絡先は書くから。」
とノートの切れ端に名前と03からの電話番号が書かれた、ふらふらしたよれよれした字の紙が出てきて、
一瞬躊躇しましたが僕は3,000円を渡したのでした。
僕も連絡先は確か渡していましたが、その後数日経っても連絡は無く、こちらから連絡をしたら、不安は的中し電話は繋がらなかったということがありました。
優しさを利用して悪いことをする人種は少ないながらも確実に存在する
のです。
もちろん一握りの人間がそうなのであって、大半はそうではない。
と思います
※こういうことを書くからネガティブな発想者が出てきてしまうのだろうか?書かない方がいいのだろうか?迷うところです
そもそも、ヘルプマークで助けを必要としている人がいきなりお金貸してくださいなんて言うとも思えませんので、僕の心配は杞憂であればいいですが、、、
でも不景気だし、体は悪いし今日も明日も仕事ができなくて食べるものもないみたいな話が無いとも限らない気もします。
また、社会経験の乏しい学生のような人がちょっと想像しない、でも困っていることを面と向かって頼まれた場合にどう判断・対処したらいいのか??ちょっと嫌なことだった場合に拒否できるのか?
(例えば苦しいので自宅まで送って下さい、すぐ近くなので。とか)
話をヘルプマークに戻しますが、
それならせめて、ヘルプマークを持つ方々はおよそどういうことを助けてほしいのか?ということがある程度わかっていると一つの判断基準になるかもしれません。
ヘルプマークをお持ちの方にも聞いてみたいところではありますね。
また続けます。
今日もお読みいただきありがとうございました。