なにものにもなれないわたしから愛をこめて
わたしは、なりたかった職に就けなかった。
なりたいものはあったけど、実現できないと早々に見切りをつけて諦めた。早い話が逃げたのだ。
いろんな理由をつけられるけど、楽をしたかったからというのが多分大部分を占める。
突然だが、わたしの就職活動を中々に難航した。
今まで適当に流れるままに生きてきたからそのツケだろうか。そんな楽をしたがるわたしを面接官の皆さまは、見抜いていたのだろうか。わからないけれど、受けたところは尽く落ちた。なりたいものになるには難しいのだと、初めて現実