東京科学大学 統合臨床感染症学分野

東京医科歯科大学 統合臨床感染症学分野のブログです。 日々の活動などを紹介しております。 分野のホームページもありますので、あわせてご参照ください。https://tcidea-cid.org/

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最近の記事

2024年11月7日 Journal club

みなさま、こんにちは。 当分野で2週ごとに行っているJournal clubの内容をご紹介します。 今週は坂口 みきよさんが担当で、The New England Journal of MedicineからDecolonization in Nursing Homes to Prevent Infection and Hospitalizationという論文を取り上げてくれました。 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa

    • <著書掲載>臨床検査12月号 関谷 紀貴先生

      みなさま、こんにちは。 臨床検査12月号に関谷 紀貴先生が企画された特集(特集1:感染症とArtificial Intelligenceの可能性、特集2:日常診療に潜む再興感染症)が掲載されました! https://www.igaku-shoin.co.jp/journal/detail/41252 一つ目の特集「感染症とArtificial Intelligenceの可能性」では、総論として医療とAIの現在、AIによる診療支援について、感染症領域での活用という視点で微

      • マイクロラウンド♯11 今週のハイライト

        みなさま、こんにちは。 多職種で行っている毎日のmicrobiology roundの紹介です。主に研修医、フェローの先生に症例のプレゼンテーションをして頂いて、主に指導医が重要な点をワンポイントレクチャーするというスタイルです。 今週のハイライトを紹介します。

        • 日本内科学会 第700回関東地方会

          みなさま、こんにちは。 11月17日に東京で行われた日本内科学会 第700回関東地方会に、当分野の田頭 保彰先生が参加されました。 今回、日本内科学会 第700回関東地方会に参加しました。 当科を2024年5月にローテーションいただいた研修医の藤本先生にコンサルテーションで経験した症例を発表いただきました。 藤本先生のコメント:患者背景や感染臓器から想定微生物を考える習慣はありましたが、この症例を通して、微生物ごとの特徴的な臨床像を抑える重要性を学びました。また、担当

          <著書掲載>全国自治体病院協議会雑誌 具 芳明先生

          みなさま、こんにちは。 全国自治体病院協議会雑誌に具 芳明先生の著書(クラスター対応の経験から学ぶ)が掲載されました! https://www.jmha.or.jp/jmha/magazine/info/10226 全国自治体病院協議会雑誌の特集「新型コロナウイルス感染症の反省を踏まえた新興感染症の対応について」に、COVID-19クラスター対応の経験やそこから見えてきた課題についてまとめる機会をいただきました。 クラスター発生時にいかに落ち着いて取り組むか、そのため

          <著書掲載>全国自治体病院協議会雑誌 具 芳明先生

          <著書掲載>呼吸器内科 具 芳明先生

          みなさま、こんにちは。 呼吸器内科に具 芳明先生の著書(外来抗菌薬の使用状況と今後の展開)が掲載されました! 雑誌「呼吸器内科」に外来抗菌薬の使用状況についての解説記事を書きました。 日本で用いられている抗菌薬の多くは外来診療で処方されている経口抗菌薬で、その適正使用が求められています。 ここではその現状と方向性について解説しました。   掲載号は肺炎ガイドライン解説特集号となっており、そちらも読み応えがあります。

          <著書掲載>呼吸器内科 具 芳明先生

          都民向け講演会「冬を元気に!今すぐできる感染予防」 を開催します(2024年12月1日)

          みなさま、こんにちは。 12月1日(日)に東京国際フォーラムで都民向け講演会「冬を元気に!今すぐできる感染予防」を開催します(共催:東京科学大学、東京都)。 前半は高山義浩先生(沖縄県立中部病院)、川上一恵先生(東京都医師会)による特別講演、後半は猪狩ともかさん(仮面女子)をお迎えしてのトークショーです。   楽しく学べる内容となっています。ご参加をお待ちしています。 周囲の皆様にもぜひお知らせください。

          都民向け講演会「冬を元気に!今すぐできる感染予防」 を開催します(2024年12月1日)

          第73回日本感染症学会東日本地方会学術集会 / 第71回日本化学療法学会東日本支部総会 合同学会

          みなさま、こんにちは。 10月17-19日に東京で行われた第73回日本感染症学会東日本地方会学術集会 / 第71回日本化学療法学会東日本支部総会 合同学会に、当分野の具 芳明先生と田頭 保彰先生が参加されました。 「シンポジウム14 突撃!隣の感染症教育 ~他院ではどのような教育をしているのか?~」具 芳明(演者として参加) シンポジウムにて東京科学大学病院感染症内科の臨床感染症教育についてお話しました。2年前に立ち上げたばかりの診療科であり、学生や研修医に知られていない

          第73回日本感染症学会東日本地方会学術集会 / 第71回日本化学療法学会東日本支部総会 合同学会

          2024年10月31日 Journal club

          みなさま、こんにちは。 当分野で2週ごとに行っているJournal clubの内容をご紹介します。 今週は藤井 裕菜先生が担当で、eClinical Medicine Part of THE LANCET Discovery ScienceからAdjunctive dexamethasone treatment in adults with listeria monocytogenes meningitis: a prospective nationwide cohort

          東京科学大学統合臨床感染症学分野(感染症内科)のウェブサイトに2023年度年報を掲載しました。

          みなさま、こんにちは。 2021年4月の開設(感染症内科は2021年10月開設)以来、医療現場における感染症診療や感染制御の活動を中心に、病院疫学を中心とした研究活動、学生や研修医さらには地域医療機関などを対象とした教育活動を行ってきました。 年報には研究活動を中心に当分野の活動の一部を記載しています。 年々充実している様子を感じていただけるものと思います。 当分野では見学や短期研修を随時受け付けています。 ご関心のある方はこちらからご連絡ください。

          東京科学大学統合臨床感染症学分野(感染症内科)のウェブサイトに2023年度年報を掲載しました。

          マイクロラウンド♯10 今週のハイライト

          みなさま、こんにちは。 多職種で行っている毎日のmicrobiology roundの紹介です。主に研修医、フェローの先生に症例のプレゼンテーションをして頂いて、主に指導医が重要な点をワンポイントレクチャーするというスタイルです。 今週のハイライトを紹介します。

          マイクロラウンド♯10 今週のハイライト

          IDWeek 2024

          みなさま、こんにちは。 助教の栗田です。 2024年10月15-20日にロサンゼルスで行われたIDWeek2024に参加してきました。当科からは他に堀内弘司先生、岡本耕先生の3名が参加しました。 感染症系の国際学会は初めて参加したので、多くの刺激を受けました。IDWeekに参加する日本人の研究者と交流する機会も多く、拙い英語力で聞く講演も色々な意味で刺激があり、とても充実した4日間を過ごすことができました。 ところでロサンゼルスは治安のよい場所を選んでホテルを取ったつも

          マイクロラウンド♯9 今週のハイライト

          みなさま、こんにちは。 多職種で行っている毎日のmicrobiology roundの紹介です。主に研修医、フェローの先生に症例のプレゼンテーションをして頂いて、主に指導医が重要な点をワンポイントレクチャーするというスタイルです。 今週のハイライトを紹介します。

          マイクロラウンド♯9 今週のハイライト

          都民向け講演会「楽しく学ぼう!みんなの感染対策」の動画が公開されました

          みなさま、こんにちは。 8月25日に東京都と共催で行った都民向け講演会「楽しく学ぼう!みんなの感染対策」のアーカイブ動画が公開されました。 当日は、当分野が東京都とともに取り組んでいる中小病院の感染対策について具教授が説明した後に、堀越裕歩先生(東京都立小児総合医療センター)、川上一恵先生(東京都医師会)にご講演をいただきました。 後半はトークショーです。芸人のパーパー・ほしのディスコさんを交えて感染対策について学びました。具教授がファシリテーターを担当しました。 当日

          都民向け講演会「楽しく学ぼう!みんなの感染対策」の動画が公開されました

          <著書掲載>日本臨床微生物学会雑誌 具 芳明先生

          みなさま、こんにちは。 日本臨床微生物学会雑誌に具 芳明先生の著書(薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン2023-2027の概要)が掲載されました! 薬剤耐性(AMR)対策アクションプランによって日本のAMR対策は大きく変わり、私たちの日常診療においてAMR対策を意識することが増えました。 日本臨床微生物学会雑誌に、アクションプランの内容と最近の動向をまとめた総説を発表しました。 これは、第35回日本臨床微生物学会総会・学術集会(2024年2月)の特別講演でお話した

          <著書掲載>日本臨床微生物学会雑誌 具 芳明先生

          <著書掲載>シュロスバーグの臨床感染症学 第2版 具 芳明先生

          みなさま、こんにちは。 具 芳明先生が「シュロスバーグの臨床感染症学」改訂版の日本語訳を一部担当されました! 臨床感染症の定評ある教科書である「シュロスバーグの臨床感染症学」改訂版(原著第3版)の日本語訳を一部担当しました。 担当したのは「抗菌薬スチュワードシップの原則と実践」の章です。 教科書にしては少々個性的な記載の多い章と感じましたが、できるだけわかりやすい訳出を心がけるとともに、訳注を多めに付けて理解の補助線となることを目指しました。 定番の教科書から学ぶこと

          <著書掲載>シュロスバーグの臨床感染症学 第2版 具 芳明先生