BABY MONSTERのウィンクがきっかけで考えた「かっこいい所作」って本能なのか?
最近、YouTubeショートでBABY MONSTERのTHE FIRST TAKE動画を見ました。
その中で、メンバーのASAさんが歌唱しているシーンでカメラ目線でウィンクをする場面があったのですが、それがとても魅力的に感じられたんです。
このとき、ふと「こういう“魅力的な所作”って、本能的なものなのか? それとも後天的に生み出されてきたものなのか?」という疑問が湧いてきました。
本能か? それとも後天的な文化か?
私は後天的なものだと思うんですよね。
いわゆる「かっこいい動き」や「可愛い動き」というのは、その時代の“かっこいい・可愛い人がした動き”を私たちが真似しているだけではないか、と。
マイケル・ジャクソンの例
マイケル・ジャクソンがよく股間に手を当てる動きをしますが、あれを初めて見る人がすぐに「かっこいい」と感じるでしょうか?
私が子供の頃は「なぜ手を股間に…?」と思っていました。しかし、今ではそれがかっこよく感じられるのです。
つまり、それが「マイケルの動き」として認知され、有名になったからこそ「かっこいい」と思えるようになったのだろうと。
かっこいいのは名前や動きではなく、それをする“主体”
マイケルのダンス動作は、今のさまざまなダンサーたちに取り入れられていて、私たちも「マイケルっぽい動き」として感動したり、憧れたりしています。
それは、動き自体が先にあって“かっこいい”のではなく、マイケルという存在が“かっこいい”から、動きもセットでかっこよく感じる現象ではないでしょうか。
Appleの例
今やAppleの製品はオシャレに感じる人が多いですが、“Apple”というのはただの果物の名前。
でも、それが有名ブランドとなり、洗練されたイメージが定着したからこそ「Apple」という名前自体がかっこいい響きを帯びているわけです。
結局、大事なのは自分がどう振る舞うか
以上を考えると、「かっこいい行動」や「素敵な名前」を先に真似しようとするよりも、自分がやりたいと思うことを素直にやり続けることが、結果的に“かっこいい”や“可愛い”と言われるようになる道なのではないでしょうか。
誰かの決めた“かっこいい”を後追いするよりも、
自分らしさを追求していたら、後々それが評価されるという流れが自然。
そう考えると、日々の行動や選択で「これは世間的にどう思われるか?」と悩むよりも、自分が面白いと思うかどうかを軸に生きるほうが、結果として魅力が滲み出るのかもしれません。
まとめ
魅力的な所作は本能的?
実は時代や文化、人の影響で後天的にかっこいい/可愛いと感じている場合が多い。
動きより“誰がやるか”が先
かっこいい存在(マイケル・ジャクソン、Appleなど)によって、その動作や名前自体がかっこよく感じるようになる。
自分がやりたいようにやるのが大事
それ自体が後に“かっこいい”や“可愛い”と言われるかもしれないし、たとえそうでなくても自分らしさが大切。
自分のやりたいことを素直に続ける姿勢こそが、“自分だけのかっこよさ”を作る方法なのかもしれません。