【選べなかった命を読んで】
早速久々の更新になりました。てへ。
本やら勉強やらに勤しむ毎日です。
こんな本を読みました。
出生前診断。
今年の4月に不妊治療が保険適用になり
この出生前診断に関わる人たちが
今まで以上に増えるかと思います。
この本では、ケースに携わる人各々の立場から
客観的に書かれていたので
色々考えることができたと感じます。
確かに、色々な意見があるとは思いますが
各々の立場に立たないとわからないことって
ありますよね。
なので、自身の意見を言う時は
本当に相手の立場に立って言うことが
大切なんじゃないかなと思います。
当たり前だけど、SNSやらで
簡単に自分の思うことを
発信できるようになりました。
そんな時代だからこそ、一歩立ち止まり、考えて発する。
本の内容と趣旨がずれてますが
ベースではそういう意見を言うモラルの大切さを
読みながら感じました。
本を読んでの自分の感想は以下。
出生前診断。
命の選別。
優生保護法。
ハンディキャップ。
…
様々な視点が絡み合う。
今、おそらく多くの有識者の方々により
土壌が整えられている段階にあるのでは
ないでしょうか。
様々な視点があるからこそ
整備することはとても困難を極めそうです。
でも、難しいと言っているだけで
整えなければ
今後多くの人が苦しむ状況に
陥ってしまう可能性がありますよね。
本のケースでも
私が想像してもしきれないような葛藤の中
この出生前診断の問題に立ち向かった人のお話を
読むことができました。
こういう事例を勇気を持って
示してくれる方がいるからこそ
現状から良い方向に向かっていくことができると
強く思います。
出生前診断はまだ歴史が浅いですが
今後どのようになっていくのかが
注目すべき点だと思いました。
とりとめのない感想になってしまいましたが
何かしら、周産期に携わりたいなと思った
本でした。