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日記:しょうもない話がいちばんオモロい

9/28(土)

一月半後のインドの滞在(なんと12日間)が決まった。旅行じゃなくて、ある事業に参加することになった。ちゃんと楽しめるだろうか。早く日本に帰りたくなってしまわないだろうか。ワクワクの中に、心配が見え隠れする。

とりあえず日本では保険適応でない、海外では罹る可能性のある予防接種を打とうと、クリニックに行った。まだ死ぬ勇気はないからね。死にそうに苦しくなった時に、ワクチン打っておけば良かったと後悔したくない。背に腹はかえられぬ。

にしても、ワクチン高過ぎる!クリニックのお会計で諭吉さん出すことって、美容以外であるのかい。あと何回これらのワクチンを打てば、免疫がついてくれるんだい⁈日本を出発する前に、お札が飛んでいく。

ワクチン接種歴を遡るために、母子手帳を開いた。10年前にも今回と似たようなワクチンを一通り打っていた。ああその時期にも海外行ったんだった、あれからもう10年経つのかと時間の経過を感じた。中学生のとき父の海外転勤に、家族で付いて行った。懐かしい。

あの時に仲良かった子達は、今どこで何をしているのかな。そもそも日本にいるのだろうか。今再会したとして、楽しく話せたりするのかな。

疎遠になった人たちとは、疎遠という関係が続いているってこの前ラジオで聞いた。

ワクチンの次は言語だ。ヒンディ語だ!せっかく2週間弱も行くのだから、なんかいい本でも一冊くらい買ってみようかな、と思っていたのだが。

タミル語って何だ…

私が行く予定のチェンナイは、タミル語らしい。タミル語という言語の存在自体、初めて知った。

ひとつの国の中で、違う言語話してるの?それとも、このタミル語はヒンディ語の方言みたいなもの?

本を買う手前で躓いた。そもそも、ヒンディ語の本も少ないのに、タミル語の本はもはや専門書みたいなものしかヒットしない。もういい。きっと英語が通じるでしょう。私のカタコトの英語が伝わってくれることを祈ろう。

いっぱいカレー食べるぞ。右手で食べるんだよね。あと、あの第三の目みたいなやつ付けてみたい。

***

9/29(日)

朝方、目が覚めてしまってぼんやりしていたら肩に福毛を見つけた。

ChatGPT先生

肩から、ほっそ〜い白髪のようなうねうねした毛が1本ちょろんと生えていた。長さ的には5センチぐらいあるのだけれど、探しても見つけられないことがあるくらい目立たない。実際、この長さになるまで気が付かなかった。

「ねえ、今朝福毛見つけたんだけどさ」
と友人に話すと、
「何やねんそれ、抜いて仕舞えばええやん」
とバッサリ言われてしまった。

だってさあ、ChatGPT先生によれば、幸運の兆しらしいですよ。抜いて良くないことが起きたら嫌じゃん。せめてあと半年、大学卒業ぐらいまではこのままにしておかないといけないような気がする。

「そういえばさ、すね毛ってたまに金髪じゃない?」
という訳がわからない話になり、
「そこだけ色素ないんじゃない?」
と暫く毛談義となった。こういうしょうもない話がいちばんオモロい。みんな笑ってた。ちょっと遠くに座ってたあの子も、笑顔で私らを眺めていた。はず、うるさいと思われていたかも。

***

9/30(火)

9月が終わる。もう肌寒い。金木犀の香りがするなと思って見上げたら、まさに私は金木犀の木の真下を歩いていた。なんだか、物悲しい雰囲気の漂う季節ですな。秋ですもんね。

あと100日で今年も終わるそうで。

目標もやりたいことリストもない。そんなことより、とにかく優先すべきは無事大学を卒業できるように、就職できるように。そんなふうに、今のこの時間を未来のために投資している。

そんな中で図書館や学校のロッカーで会う、友人たちとのお喋りが私の救いになっている。人生最大に酔っ払った時の話。推しの話。ストレスでニキビができた話。みんな同じ境遇にいるからこそ、互いに支え合っている。

もうやだ。心の底から遊びたーい。何の罪悪感もなく、頭の中から勉強の2文字を消し去りたい。

きっとこんなふうに思い詰めることも全くなく、同じハードルを超える人もいるんだろうな。比べても無駄だけど、まあ比べてまうわな。しょうがない。

秋桜
コスモス
漢字で書くとよりいいね

梨と、さつまいもと、栗と、秋刀魚と、あと柿と兎に角美味しいもの食べて、活力付けて頑張りますか。

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おなかすいた
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