【自己紹介】noteで俳優向けの記事を書く理由
はじめまして、映画やドラマのプロデューサーをしている小柳智則と申します。
noteに自己紹介をずっと用意していなかったことに気づきました。
「小柳さんは、なんでnoteに俳優向けの記事を書いてるの?」
と聞かれることも多くなってきたので、少しだけお伝えさせてください。
この記事は、興味がある人だけお読み頂けますと幸いです。
それでは、書いていきます。
よーい、スタート。
かちん。
誰かが自分の人生を決めてくれるなんてただの妄想だ
10代の頃、ずっと思っていたんですよね。
「お前はこの道に進め」
「これをやったほうがいいからこれをやりなよ」
将来進むべき道を誰かが教えてくれるって。
それがただの妄想だって気づいたのは学生生活が終わる頃、、
ずっと気づくことができなかった。
誰もが転機と呼ばれる時があると思うのですが、僕の場合、最初の転機は、高校生のときでした。
先生に言われました。
「お前は大学に行け」
その言葉がなんかしっくりこなくて、大学に行かないといけないのかぁ、、
行きたい大学と言われても何を基準に大学を選ぶのかもわからなかった。
そんな時の出来事。
「受験勉強やだなぁ、落ちたらどうしよう、、こわいなぁ」と思っていたとき、友人から誘われて映画を観に行ったんですよね。
「アルマゲドン」
この映画に感銘を受けまして。
衝撃。
17年しか生きてないけど、全身が震えたっていうか。
映画やろう、仕事にしようって興奮したんですけど。
本当は受験に失敗するのが怖かった。
受験が怖くなって逃げたいって気持ちも相まって、専門学校に入学したんじゃないかなぁって今では思うところもあります。
誰かが進路を決めてくれるのかなって思っていたのに。。
高校卒業後東京に上京して、専門学校に入学しました。
専門学校に入れば、専門的なことを学ぶし、そのまま就職できる。
そういう甘い考えを持っていました。
はっきり言うと誰かが、就職先を紹介してくれるって思っていたんですよね。
でもね、、
学校は何もしてくれなかった。
知らなかったんですよ。
自分で仕事を探さなきゃいけないって。
無知ってあり得ないですよね。
むしろ探してくれるわけがない。
でも当時の自分はそうだった。
気づけば卒業間際で就職も決まっていなく、
何をやっていいかもわからず途方に暮れていました。
それから学校を卒業して、何もやることがなく、本当にやばいなって、、
誰かが自分の人生を決めてくれることなんてただの妄想でした。
この時に現実逃避しちゃいそうでしたが、勉強のためにお金を出してくれた親の顔や応援してくれた友人たちの声がかすかに聞こえ、なんとか奮い立って、片っ端から業界の知ってる人に電話をしました。
(あの時、このままじゃダメって思えなかったら今の人生は歩んでいなかったんじゃないかな?)
なんとか業界に足を踏み入れることができ、夢街道を歩みはじめました。
たくさんの人に出会って、よくわからない美味しい話もチラホラされたり、忙しい毎日に忙殺されながらとんでもない経験も。
けどやっぱり、本当に大切なことは誰も教えてくれない。
自分の進むべき道は自分でしか決められない。
僕は誰も手を差し伸べてくれなかったからこそ、そのことに気づけた。
世の中には、自分の人生を誰かに決められてしまうこともあると思います。
隣の芝生は青い。
誰かと比べて自分に自信がどんどんなくなって、夢を諦めてしまう。
夢を諦めた人は、誰かを否定することで夢を諦めた自分を肯定する。
あなたには向いてない。
もうやめなよ。
なんのためにやるの。
頑張らなくていい。
どうせ無理。
誰かの言葉に情熱という気持ちが消えていく。
まだ何もやっていないのに。
断言してもいい。
誰かに自分の人生を決められては絶対にダメだ。
誰かのつくったレールの上にのってはいけない。
自分の人生は自分で決めるべき。
プロフィール
ここで私のことを少し説明させて下さい。
プロフィール書いていきます。
1981年11月18日生まれ
静岡県静岡市出身
東放学園専門学校卒
(静岡出身の方は是非声かけてください!静岡大好きですw)
(東放の後輩も仕事先紹介するので連絡ください!!)
2002年 金曜ナイトドラマ「TRICK2」で制作進行として現場に初参加。
テレビドラマの現場で制作の仕事を学ぶ。
2006年 全国劇場公開映画「少林少女」でメジャー映画の現場に初参加。
以降、ドラマ、映画だけでなくPV、企業VP、CMなどあらゆる映像作品に参加。
踊る大捜査線シリーズの本広克行、海猿シリーズの羽住英一郎など、エンターテイメント映画を大ヒットさせた映画監督が多数所属する、株式会社ロボットの邦画メジャー作品「SPエスピー」「踊る大捜査線」「海猿」などを担当。作品は軒並み大ヒット話題作となる。
2016年 プロデュース部へ移行し、ロボット作品以外にも幅を広げラインプロデューサー/プロデューサーとして活躍中。2020年12月4日に公開した「サイレント・トーキョー」やABEMATVで話題の企画「24時間松本まりか生テレビ」「キスKISSキス〜メルティングナイト〜」最新作はdocomoの配信新サービスLeminoオリジナルドラマ「さらば、銃よ」
2022年5月に映像制作会社、エピスコープ株式会社を設立。
(ホームページ内にエキストラの登録ページがあります)
現在は、映画だけでなく映像に関わる幅広い分野でプロデュースをしたり制作をしています。
地域活性につなぐための観光動画やロケ地の誘致も行っています。
依頼があれば個人的な結婚式の動画なども全力で制作します。
2023年は映像と別角度の仕事をしたく、他ではできない写真展の企画を進めています。写真展では俳優の皆さんが新しい気づきを得るための仕掛けをたくさんご用意してます。出演者のファンの方だけでなくくる理由があります。
SNSは主にXで発信をしています。
企画を映像化するアイディアなどお悩みありましたらご相談ください。
今まで制作に参加してきた作品
参加した作品は下記になります。
全てではなく一部抜粋です。
劇場公開映画
2008 少林少女(監督 本広克行 主演 柴咲コウ)
2010 踊る大捜査線MOVIE3 ヤツらを解放せよ!(監督:本広克行)
2011 ワイルド7(監督:羽住英一郎 主演:瑛太)
2012 THE LAST MESSAGE 海猿 (監督:羽住英一郎)
2012 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 (監督:本広克行)
2011 パラダイス・キス(監督:新城武彦 主演:北川景子)
2016 四月は君の嘘(監督:新城武彦 主演山崎賢人 広瀬すず)
2018 ちはやふる 結び(監督:小泉徳宏 主演:広瀬すず)
2018 オズランド-笑顔の魔法教えます(監督:波多野貴文 主演:波瑠)
2019 WE ARE LITTLE ZOMBIES(監督:長久允)
2019 任侠学園(監督:木村ひさし 主演:西島秀俊 西田敏行)
2020 サイレント・トーキョー(監督:波多野貴文 主演:佐藤浩市)
2022 ラ・マヒ(監督:成瀬都香)
他多数
ドラマ
TRICK(出演:仲間由紀恵、阿部寛)
野ブタ。をプロデュース (出演:亀梨和也 山下智久 )
SP 警視庁警備部警護課第四係(出演:岡田准一 堤真一)
GOLD(出演:天海祐希 反町隆史 長澤まさみ 松坂桃李 武井咲 綾野剛)
SUMMER NUDE(出演:山下智久 香里奈 長澤まさみ)
トッカン -特別国税徴収官-(出演:井上真央)
終電バイバイ(出演:濱田岳)
安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜(出演:木村拓哉 柴咲コウ)
アイ'ム ホーム (出演:木村拓哉 上戸彩)
マグマイザー
BG〜身辺警護人〜(出演:木村拓哉 斎藤工 江口洋介 石田ゆり子)
がんばれTEAMNACS(出演:NACS)WOWOW開局30周年企画
キスKISSキス〜メルティングナイト〜
4月の東京は…
他多数
配信
Netflix 極主夫道特別編 極工夫道
Netflix テルマエロマエ 巡湯記
abemaTV 田中圭24時間テレビ
2021年 abemaTV 24時間松本まりか生テレビ
2022年 ビズリーチブランデッドムービー人生あいつでやり直すことにした
2023年 さらば、銃よ
その他
MV androp エンドロール
CM ホンダフィットシャトル
2019年ガイアの夜明け(TX)出演
東放学園専門学校 特別講座 2016~2021
作品についてはこんな感じです。
これからの目標や展望などを書いていきます。
今思っていることと今後の展望
まずは自分にできることをお伝えします。
何か相談ごとがある人はここに書いてあることなら、可能ですのでお気軽にメッセージください。
できること
★映画・ドラマなど映像制作
CM、MV、PV、企業VP、ブランデッドムービーの制作
映像制作におけるロケ地の提案、ロケーション選定、ロケハン
(ロケハンは最も得意です)
地域活性に向けた動画を使ったプロモーション
SNSのプロデュース
基準値、モチベーションを上げるセミナー
潜在能力を引き出す勉強会
映像制作における予算算出
超一流スタッフのスタッフィング
簡単なホームページ制作
簡単な動画編集
演技力を高める勉強会
演技力を高めるワークショップ
写真撮影
個人的なプロデュース
★プロデューサー/ラインプロデューサー
★制作部
講師
頭蓋骨マッサージ
(頭蓋骨マッサージのパイオニアに弟子入りして学んだので本格的)
特にやりたいこと
映画の製作
講師
俳優の個人プロデュース
ワークショップ
サウナしきじツアー
焼き芋大会
演技力を高める勉強会
演技力を高めるワークショップ
俳優を仕事にすることを目指す全ての人に伝えたいこと
最後にお伝えしたいことを書いて締めたいと思います。
僕のnoteは俳優を目指す人に向けた記事となっております。
最近よく聞かれることがあります。
「小柳さんは、なぜ俳優向けに記事を書いてるんですか?」
説明をするのが難しいところもありますが、なるべくコンパクトにその理由をお伝えしたいと思います。
僕は映像業界の中でもそれなりに暗黒な世界と戦ってきたんですよね。
詳しくどんな世界だったかみたい方は下記の記事をお読み下さい。
毎日もやしを食べていた時期もありますし、仕事ができなくてひたすら怒られていたこともあります。夢を諦めて地元に帰ろうとしたことも。
親や周りの友達は、もう十分頑張った。いつでも帰ってこいって言ってくれたんです。でもその言葉を聞くたびに頑張らなきゃって逆に思ったりしました。
これを読んでくださる皆さんも同じ気持ちかもしれません。
もしかしたら映画やドラマの仕事を諦めて、地元に帰って就職して、土日休みで、家族や友達と過ごすのんびりとした日々を選んだ方が幸せだったのかもしれないと思うこともあります。
だってそうでしょ?
やってみてわかる通りこの仕事って超大変。
俳優で生活するを叶えられた人って何人いるの?
初めのうちは誰からも認められなくて、演技の勉強だってどうやっていいかわからない。わからないのに、なんでわからないの?といろんな人から言われたりする。
オーディションは受からない。
精一杯やってるのに。。
お金だってない。
そりゃそうだよね、お芝居の勉強をするために全力で学んでるんだから、お金を稼ぐ時間も少ない。
華やかに見えた芸能の世界で努力している人はいっぱいいて、かっこいい、かわいい、美人と言われて自信があった容姿もなんだか、自信が持てなくなるくらい周りには優れたものがたくさんあって。
どこに承認欲求を求めるの?
お芝居?
芝居をして強い自分を演じたい。
そんな自分が悲しくなる。
心に迷いがある。
それじゃダメ。
才能があっても、大変な仕事を乗り越えるためのモチベーションを上げられなかったら頑張れない。
4年前にコロナで大きな仕事がなくなって前が見えなくなった時がありました。
今まで見たことがない世界を見に行こうと決意しインディーズも含め商業ではない映像の世界を見に行きました。
そして沢山の芽がでていない俳優さんたちのお話を聞きました。
みな、同じことを言う。
本当は売れたい。
チャンスの場がない。
やり方がわからない。
悩みは尽きないですよね?
お金の悩み。
仕事の悩み。
将来の悩み。
生活の悩み。
人生の悩み。
たくさんの闇。
悩みとは反対なところに希望がある。
演技が好き。
お芝居が楽しい。
演じることは、きっと尊いんだと思います。
誰かのために努力ができるってかっこいいことだよ。
エンタメを通して笑顔を増やす活動は誰にも馬鹿にする権利はない。
表ではキラキラ輝いていても、それ以上にいろんなものを背負いながら、誰かのために努力してくれている俳優のみなさんのことを僕は心から誇りに思う。
そう思ってから自分にできることあるかなと、気づいたら記事を書いたり、勉強会をやって一緒に学んでいました。
俳優の世界って厳しい。
何でこんな大変な仕事を選ぶんだろうと思うくらい。
つよい信念がない限りやめたほうがいい。
だからこそ、できるだけ早く成長すべきだし、やりかたがわからなかったり知識がないのが理由であれば、ちゃんとした環境で学ぶべき、加速してこの世界での自分の居場所を確立して欲しい。
何歳からだって諦めなければ、やりたいことをやりながら生きていけるって素晴らしいよね。
地元では「お前には無理」と笑われた夢も。
誰かにバカにされて悲しかった過去も。
エンタメの力で、
俳優の演技力で、
映画の力で、
世の中を変えていける人になろう。
そのために、今頑張るべきだ。
失敗してもいい。
失敗が恐かったら挑戦なんてできない。
失敗の反対は成功ではない、成長だ。
だからいっぱい成長しろ。
みんなが見てる?からなかなか踏み出せない。
恥ずかしい。
はっきり言おう、大丈夫!!
いまは誰も見てないよ。
勘違いするな。
近い未来に見てない人達を振りかえさせられる人になろう。
やり方がわからなければ文章をかけ。
俳優として生きる。
いいと思う。
かっこいい。
早く売れて一部の人しか見たことがないが景色を見に行こう!
やってやろうぜ。
一歩前へ。
最後に
これからやっていくこと。
未来の構想を少しだけお伝えしておきたいので、もう少しだけお付き合い下さい。
これから売れていく俳優の活躍できる場所をつくる
俳優は演技だけが売りではないと思ってます。
形はそれぞれでいい。
俳優が活躍できる場所が作りたい。
その第一弾として写真展をやりました。
映像以外でも表現の場ってつくれる。
きっと新しい気づきがあると信じてやったのですが、収穫は大量にありました。
写真展は、今後も進化し俳優部が活躍できる新たな場所を目指して構築していくつもりです。
誰も知らない良いものを知ってもらう。
やり方がわからない人に提案をしてあげたい。
周りよりも速いスピードで成長するためには知識と情報が大事。
知識と情報はどこから得るかを間違えてはいけない。
みんな近い場所を信じすぎ。
高みを目指すなら手の届かない場所に手を伸ばすべきだ。
仲間をつくる
いろんな形で募集をしてますが、情報を交換する上で強いチームは必須。
同じ方向を向いて努力ができれば世の中を驚かせるものがつくれるはず。
いろん構想はあるんですけど、ちょっとずつ更新していけたらと考えています。
プロフィールのつもりが、脱線してしまいました。
そして長くなってしまいましたw
記事が面白かったと思ってもらえたら他の記事も読んでいただけますと幸いです。
最後まで読んでくださったみなさまありがとうございました。
是非ハートマークをおしてください!
質問があればコメントください。