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グラフィックデザインとは?何ができるの?
旧ブログ「まえだたかしのノート」からの転載記事になります。これは2016年6月10日に書いた記事です。
「グラフィックデザインでできること」をまとめてみました。
グラフィックデザインは、またの名を「ビジュアルコミュニケーション」ともいいます。
そのまんまの意味で、「ビジュアルをつかったコミュニケーション」です。
デザインは、ビジネスに必ず関わってきます。
基礎知識として知っておいて損はありません!
まずは、どんなものがグラフィックデザインなのかを解説します。
身の回りにあるグラフィックデザイン
・パッケージ
Apple製品のパッケージとかしびれますよね。飲食物のパッケージデザインも重要です。
・広告・販促物
駅のポスターや店頭POPやパンフレット。最近だと「ドラクエ30周年」が趣向を凝らしていて面白いです。黒板アート。
・雑誌
最近買わなくなりましたが、ファッション誌やサイゾー、relaxが好きでした。
・ロゴ
企業のロゴや、お店のロゴ。だれにでも好きなロゴってありますよね?
僕はもちろん「Nintendo」ですよ。
・装丁
本を選ぶ上で、デザインも重要ですよね。寄藤文平さん、サイコーです。
・WEB
見やすさ+使いやすさ(UI)が重要になります。
ビジュアルをつかったコミュニケーションは何がいいのか?
・わかりにくい → わかりやすく
正確にわかりやすく情報を伝えることができます。レイアウト、イラスト、写真を駆使します。
ビジネスにおいて複雑さはNGです。複雑なほど購買意欲がなくなるので。
・印象を感じさせる
高級感を出す・楽しさを出す・おいしそうな感じを出す・ワールドワイド感を出す・アメリカンな世界観…など。
文字にすると長くなることを、一撃で伝えられる。
・テンションをあげる
アート表現をつかって、美しさ、かわいさ、かっこよさ。見た瞬間に「いいなぁ」と感じさせることができます。人間は感情でしか動きません。感覚を刺激しましょう。また、ロゴデザインにおいては、社長から、社員までひとつの可視化したスローガンにもなります。
しかも、みんな一瞬で。
・記憶に残す
レイアウトや配色、写真やイラストのアート表現をつかって強烈な印象を与えることができます。物や情報が氾濫した世の中、「インパクト」が非常に大事になってきます。広告の場合だとまず見てもらうことが大事です。
・信頼・安心感を与える
造形のクオリティ(完成度)を高めることで、信頼感や安心感を与えることができる。逆にいうと、文字のバラバラ感、不自然な一貫性のなさは、不信感や不安を感じさせます。デザイナーではなくてもデザインの質はわかります。わからなくても感じ取れます。
人はみんな、デザインの良し悪しを一瞬で判断している。
極端にいうと、高級ブランドとスーパーで買える服は違うし、安いお菓子と高いお菓子も違う。
普段意識することはないですが、デザインが良い悪いはかならず判断しています。
コンビニにある食べ物の包装のデザインが、微妙で怪しかったら、絶対手に取りません。
いくら商品が良くてもデザインだめなら、かなりの損失になります。
悪いデザインはみたらすぐわかるし判断しています。
なのでデザイナーは、必死こいてダイヤの原石を探し出し(アイデア出し)、磨き上げます。(ブラッシュアップ)
気を抜けません^^;
まとめ
グラフィックデザインとは、“ビジュアルコミュニケーションデザイン”。
デザインにできることは以下の5つ。
・わかりにくい → わかりやすく
・印象を感じさせる
・テンションをあげる
・記憶に残す
・信頼・安心感を伝える
人はだれもが、デザインを一瞬で判断している。
デザインで損をしないように気をつけましょう。