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ラーメン二郎ひばりヶ丘店(テリー51日目)


ひばりヶ丘駅前


今日は前々から楽しみにしていたラーメン二郎ひばりヶ丘店に行ってきた。
界隈では評判の高いこのお店はひばりヶ丘駅から歩いて5分ほどのビルの中にひっそりと佇んでいる。

平日の開店30分前に到着するもすでに約30人の行列!!
否が応でも期待が高まる。
その後も続々と行列は伸びていき、開店時には50人ほどに。 
早めに来ておいて良かった〜

ディズニーのアトラクションは並べないけど二郎は全然並べちゃうんだよな。
むしろ並ばないとこの二郎大丈夫か?と不安にすらなるし、行列の長さとおいしさは比例していると確信している。

お店に近づくにつれただよってくる独特の香りが強制的に食欲のスイッチをオンにする。

窓から店内を覗くとユーチューブで見たことがある店主さんが二郎という殺伐とした空間には似つかわしくないほど穏やかな表情でラーメンを作っていた。

並び始めて約40分後に入店。
小か大かで悩んだが理性を総動員し小を選択。

二郎は店内では原則私語は禁止で自分も過去に一度友人と話していたところを注意されたこともある。
そんな中店主さんは常連さんに気さくに話しかけ、世間話を楽しみながら手際よく注文をこなしていく。
緊張感漂う店内で他のお客さんが沈黙するなか店主さんと常連さんの会話だけが店内に響き渡るなんとも特殊な雰囲気でラーメンを待つ。

そして麺が上がり、コールの時がやってきた。
自分の隣のお客さんが店主さんから「ニンニクいれますか?」と尋ねられ、トッピングを答える。
いよいよだ…と構えていたら店主さんが

「どうする?」とこれまでの表情から一変して現代に蘇った侍のような鋭い目つきで問いかけてきた。

返答次第では命を落としかねないと一気に萎縮してしまい、声帯を締め付けられてうわずりそうな声をどうにか振り絞り、
「二…ニンニクなしでヤサイ少な目で…」
と弱弱しく答えた。

知らないうちに店の禁忌に触れてしまったのだろうか。
とてもラーメンの写真を撮るなどという暴挙にでることはできなかった。

その後すぐにラーメン到着。
小でヤサイ少な目にしてもかなりのボリュームがあり、自らの選択が間違っていなかったと安心する。
いざ実食すると、これぞ二郎という濃厚なスープと極太の麺が絡み合って、評判に間違いはなかったと納得した。
お肉もぷりぷりとして柔らかくジューシー。
ここまでハイレベルな二郎は八王子以来だ。
貪るように麺をすする。
おいしい。
ただ二郎という店のプレッシャーに飲まれ、まるで流し込むように爆速で食べ進めたことがすこし悔やまれる。
退店する時に店主さんに「ごちそうさまでした」と伝えると「ありがとうございましたー」と優しく返してくれたので、逆鱗に触れてしまったわけではなさそうだと胸をなでおろした。

「二郎はラーメンではない」と俗によく言われるが、今日ほどその言葉を実感したことはない。
大行列に並び、順番を待つ間の高揚感、店内の緊張感、食べ終わった後の満足感。それらすべてをひっくるめた二郎という名の体験なのだ。
これを1000円で体験できるなんて破格のコスパだと思う。
しかしまだそれらを最大限楽しむには今の自分では実力不足だった。

次の休みは二郎インスパイアのお店に行く予定だ。
この調子で休みの度にラーメンを食べ続けて体重はどれくらい増えるのか…それもある意味で楽しみだ。

さて本題のスト6は
敗戦が続きあっけなくダイヤ2陥落。
中足くらうことと投げを恐れて垂直多用して打撃をくらうことがかなり多かったので、そこを修正していきたい。

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