「言葉が人を救う」忌野清志郎の言葉。
(忌野清志郎の言葉17)
もし、後輩が仕事でミスったら、
どんな言葉をかけるだろうか。
「誰だってミスがあるから」と、なぐさめるか
「部下のミスは俺のミスだ」と、かばうか。
「気が抜けてるからだ」と、怒るか。
「次はもうないぞ」と、脅すか。
無言で圧力をかける人もいるかもしれない。
そのときの状況、お互いの関係、仕事の内容によって
変わるのだろうが、こういうときにかける言葉に、
その人そのものが出るように思う。
もっと具体的な問いかけ、
あなたはバンドマンだ。
ライブでメンバーが演奏を大きくミスった。
帰りのツアーバスで、
メンバーになんて声をかけるか?
私なら「しっかりしろ、何やってんだ!」って
キレてしまいそうな気がする(笑)。
忌野清志郎は、こう言ったそうだ。
「じゃあ、今日はリハーサル本番ということで、明日からよろしく」。
このときのことを、当事者である武田真治が語っている。