見出し画像

最近の体調について

皆さんこんにちは、みずきです。
最近投稿したnoteの記事などで「リハビリがてら散歩へ〜」などと書いたり、そもそもnoteの更新頻度が上がるほど写真を撮影できていることには訳があります。

まず、私は三月末に腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。以前から腰が痛いなと思うときがあったのですが2、3日もすれば痛みが消え、何事もなかったかのように過ごせる程度でした。

しかし三月頭から出た痛みはいつものように治らず、流石に整形外科に駆け込みました。レントゲンでは痛みの原因は特定できず、軽めの痛み止めを処方してもらいその日は帰宅しました。この時点での主な症状は腰を曲げたり、歩く速度を上げると痛みが出たりしていました。

数日経ったある日、今度は腰だけではなくお尻と脚の付け根辺りに痺れるような痛みが出てしまいました。いわゆる坐骨神経痛です。これが凄まじく痛かった。この痛みが生じてからは歩行に多大なる影響が出始めていました。これまた病院に駆け込み今度はMRI撮影を行いました。すると見事に椎間板が飛び出て神経にブッ刺さっていました。先生からは「綺麗なヘルニアやね」と一言頂きました(笑)だいぶ強めの痛み止めを処方してもらいました。手術はせず、保存療法で様子を見ることになりました。ヘルニア罹患者のうちおよそ9割の方は手術を行わず保存療法だそうです。手術を選択せざるを得ないのは耐え難い痛みの発生・小大便などの排泄時に対する麻痺の発生などがあるそうです。幸い私は痛みは凄いものの手術するまでには至らなかったのでまだマシな部類なのかなと思います。

四月は本当に何をしていても痛みが生じる感じだったので生きている心地がしませんでした。一番楽なのはベッドで横になっている時なのですが、同じ姿勢を続けると次の体勢になる時(寝ている体勢から起き上がろうとする時など)に痛みが増して襲ってきます。ですので定期的に座ったり立ったり、部屋を歩いたりして同じ体勢になるべくならないようにしていました。

しかし、5分も座り続けると痛みが込み上げてきてしまいます。そうなるとすぐベッド行きです。けれど上記のように体勢を変えなければいけないので本当に大変でした(涙)痛み止めを飲んでいるにも関わらず痛みが押し寄せてくるという恐ろしい体験をしました。

歩行はというと、歩くたびに左脚に電気のような痛みが走りめちゃくちゃゆっくりでしか歩けなくなっていました。家の中でベッドから床に足を着けて立ち上がろうとするだけで痛みが生じ、その時点でK.O.といった感じでした(笑)腰痛で歩行困難ってそんなこと本当に起きるの?と以前は思っていたのですが、それは本当に起きます。腰痛でというよりかはそれに付随する痛みのせいでですね。(人それぞれではあるかと思います。)

五月に入ってからは痛み止めが効いている間は歩ける距離・時間ともに以前よりも長くなっていき、ゆっくりではありますが着実に治癒の方向に向かっているかなと思います。朝の起床後は同じ体勢で寝ている時間が長かったり、痛み止めが切れているなどが原因で凄まじい痛みに襲われますがそれも痛み止めを飲み、30分もすれば緩和されていくので四月に比べると随分とマシになったと思います。

ただどれだけマシになったと言っても、まだまだ私生活に支障は出ていますし、仕事なんかできる身体ではありません。三月末から現在も休職していますが六月も恐らく無理だと思います。職場の皆さんには迷惑を掛けていますが今は自分の身体を一番に考えしっかり治して復帰してからはバリバリ働きたいと思っています。

話が逸れましたが、やはりまずは歩行をしっかりと出来ることが今の自分が望むことです。距離や時間が伸びたと言っても歩くたびに痛みは生じていますし、まだまだ以前のような速さでは歩くことは叶いません。けれどもそこで歩みを止めてしまうと脚の筋肉が衰えてさらに歩けなくなってしまうので毎日一回は必ず散歩に出るようにしています。

散歩と言ってもカメラ片手にスナップしながらなのですけどね。カメラが趣味で良かったとその時心の底から思いました。ただ歩くだけだとつまらないのでこれは続かないと悟り、スナップしながらだと楽しく継続出来るのではないかと考えました。案の定それは正解で、むしろ外にスナップしに行くことが今の自分の唯一の楽しみになりました。リハビリを楽しみながら行えるというのは幸せだなと噛み締めました。なので最近はよく写真を撮ることができるようになり、それをnoteでお見せすることが出来ているということです。

もう一つのリハビリは座り続けられる時間を伸ばすというものです。座っていると同じ体勢なので筋肉が固まっていき次の体勢に移る際に痛みが生じます。せっかく外で撮影したのだから、それを自宅でレタッチを行い、その間だけでも座れるように挑戦してみようと思いました。そのためには以前のようなフィルムでの撮影ではなくデジタルで撮影する必要がありました。ただ当時持っていたデジタル機はデカ重なGFX50SⅡという中判デジタルでした。これは流石に持てないということで即売却を決断(約一年間ありがとう)。

GFXで最後に撮った写真、四条大橋より

やはり今の自分が持てるカメラ、そして持ち出したくなるカメラを買おうと思いました。そこで候補に上がったのが丁度発売が発表されていたX100VIでした。フィルムカメラばかり使ってきたせいかどうしてもEVFを使うことに抵抗がありOVFとのハイブリットなファインダーを搭載しているX100VIが欲しいなと思いました。しかし残念ながら抽選はことごとく外れてしまい断念。見た目や性能もそうなのですが、やはりX100VIだとリセールバリューも高くて手放す時が来ても安心かなと思って選んだのですが思い届かず...。

そして何を思ったのかデジタル Leicaへと手を伸ばしていました。その時の自分は何の楽しみもなくメンタルも相当やられていて何か楽しみが無いとこれは乗り切れそうに無いと思っていました。四月半ばは中々心が荒んでいたと思います。それを鎮めるようにと何かしでかしたいと思い高い買い物をしました(笑)

ただそれ以前からデジタル Leicaへの憧れは少なからずありました。そう、私の大好きな瀬戸さんがM11Pを購入したあの日から(笑)

以前からフィルム機であるLeica M6は所有していたのですが、あくまでもメインであるpentax67iiのサブカメラとして購入しました。フィルムをメインにしていたのでフィルムのLeicaなら欲しいなとなり、デジタルのLeicaには全く興味がありませんでした。ただ瀬戸さんが購入したと知るとその考えは覆り、「あれ、デジタルもいいやん?」となりました。(高校時代から見ていた私の中では瀬戸さんの影響力は凄まじいです。)

そんな考えを頭に抱えながら今回の闘病となりましたのでその欲求を抑えることが出来ずに購入に至りました。幸い、知り合いからお値打ち価格で譲り受けることが出来たので使っていないpentax67用のレンズとGFXを売り払って、あと少し手出しすると買えたのでいい買い物ができたと思っています。あ、ちなみにM10Pを購入しました。購入に際して使用感やRAWデータ等の質問をさせて頂いた皆さん、ありがとうございました。無事購入できました。

M10-P / Summicron M 35mm f2.0 2nd

特にこのカメラについて語ることはしないつもりですが、お散歩リハビリにおいては購入して良かったなと思っています。決して軽いカメラではないのですが、MF+レンジファインダーなのでゆったりと撮影を楽しむことが出来ますし、レンズも相まってコンパクトなのがとても良いです。

そんなこんなで最近私の身に起こったことや、カメラを変えたよっていうお話しでした。いつお伝えしようかと悩んでいたのですが、闘病生活も2ヶ月が終わろうとしていて、3ヶ月目に突入します。おそらく長くて半年はかかると言われているのでまだまだ道半ばですがこの先も頑張って地道にリハビリに励みます。TwitterやInstagramは辞めてしまいましたが、noteやVSCOは継続してやっているので言葉の捌け口や、写真を投稿する場として活用していきます。スナップした写真も今まで通り載せていくのでまた見てやってください。いいねやコメントもすごく嬉しいので気が向いたらお願いします。

そして妻へ。
いつも支えてくれてありがとうございます。こんなの私一人だったら耐えきれなかったと思います。焦らずに一緒の歩幅で毎日を歩いてくれていることに感謝しかありません。今年の春は桜はあまり見に行けず、休日のお出かけもろくに出来ていないのに文句一つも言わずにそばに居てくれてありがとう。私が早く元気になりたい、元気になろうと思わせてくれる存在です。もう少しお待たせすると思うけど必ず元気な姿を見せられるように頑張ります。

長々と見ていただきありがとうございました。毎日毎日しっかりと地に足つけてお互い頑張っていきましょう。

ではまた。

いいなと思ったら応援しよう!