2度目の丹後ウルトラマラソン
#丹後ウルトラ
#ウルトラマラソン
今更ながらですが、今年走った丹後ウルトラについて振り返りを書こうと思います。
今年は昨年に続いて2度目の丹後ウルトラでした。今年も100キロに出場しました。昨年より早めに出発し、睡眠を取ってからレースに臨みました。
ただ、今年はトラックレースに多く出場しており、猛暑もあってロング走をそれほどできていない中でのレースでした。昨年の反省を生かして、できるだけ一定のペース配分で長い距離を走るレースを意識してスタートしました。
目標タイムは11時間切り。
2度目の丹後なので、暗い中でのスタートに不安を覚える事なく、スムーズにスタートできました。ある程度の集団ができたので、だいたいキロ5分弱で走っていました。
昨年に比べたら余裕あるペース。
暑さもあったので、こまめにエイドにより水分を補給するなどしている間に、想定ペースよりも遅くなってきました。
30キロ当たりから、何だか太腿の裏が張り始め、七竜峠の登りで一気に足がダメになりました。昨年はフルの距離を通過した時点では、まだまだ余裕があったのですが、今年は、この時点でかなりいっぱいいっぱいに。やはり練習不足が影響しているのだろう、足ができていませんでした。
この辺りからは、走っては歩く状態になり、完走する事を目標に切り替えました。周りのランナーやエイドのボランティアの方と話しながら、楽しく走ろうと。
碇高原への登りでは昨年の経験から、走る時は、膝を倒し、蹴らずに登る事を意識して登りました。昨年はここで、気持ちが完全に一度折れたのですが、今年は気持ちは折れず、とにかく足を前に進める事ができました。この区間は、昨年より早い!と思っていましたが、後からタイムを確認すると、昨年の方が早かった事に驚きです。基本の走力が、昨年の方があったという事ですね。
さて、碇高原のエイドに着く前に、膝に痛みが出てきました。これまで膝に痛みが出た事はほとんどなく、足をつく度に痛みが出るようになってしまい、残りまだ30キロある事、気温が34度あった事から、これは棄権した方が良いのではないかと、やはりマイナス思考が襲ってきました。しかし、エイドの中学生がマッサージをしてくれたおかげで、膝の痛みもやわらぎ、元気が出てきました。また、エイドで氷を分けていただいたおかげで、帽子の中に氷を入れ、冷やす事ができたのも大きかったです。
そこからは、次のエイドをひたすら目指し、エイドで少し休みを繰り返し、地元の方や他のランナーと、世間話をしたり、ボランティアの方にお礼を言ったりしながら、とにかく足を運びました。
足はとっくの昔に限界でしたが、とにかくストレッチしたり、歩いたりしてゴールを目指しました。周りの人と話す事がこんなにも気持ちを前向きにしてくれるとは。暑さの事は途中から完全に忘れていました。
そして、ゴール。
2度目の挑戦が終わりました。
タイムは昨年よりもはるかに悪かったですが、昨年よりも楽しんで100キロを走る事ができました。
練習不足を戦略で何とかしようとしましたが、そもそも走る事を維持できる力がありませんでした。
今年、マスターズの記録と、資格取得を並行して取り組んで来た中での突然の100キロでした。狙ったレースを、年に何本も設定しても中途半端になってしまう事がわかった一年でした。
来年をどのような一年にするか、しっかり考えて目標設定をしたいと思います。
ひとまず、全日本マスターズ出場で入賞、富士登山競走に初挑戦する事でしょうか。