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23.06甲州市議会一般質問で農村振興について尋ねます。

「農村振興について」
この投稿の最後に示す質問では、たくさん難しい言葉もありますが、要は農村に住みたい人、農村で働きたい人(農業だけじゃなく他の仕事でも)が集まりやすい農村を作るには、どんな方法が採れるのか、ということです。

最強の障壁となるのが、農地以外になかなか転用できない農業振興地域(ノウシン)という仕組み。

それでも農水省に聞くと、ノウシンの網がかかっていても、住民の合意で計画を作れば、農業以外の使い道を予定できる区域も指定できて、農業を進めるべき区域と、地域の中で分けることができるっていう仕組みがあると教えてくれました。

『住民の合意』がなかなか難しいですが、自分が住む農村地域の将来を考えて、自他共栄の精神でまとまることができたら、と期待できる仕組みがあるので、それに甲州市と地域(小学校区くらい)で取り組んでみては?と提案します。

これが後に書き出している質問で触れる『農業振興地域の整備に関する法律施行規則第4条の5第1項第26号の2』で示されている考え方なんです。

さらに言えば、農村振興にふさわしい施設はコレ!と市町村が計画すればノウシン除外をして転用して施設を設置できるという仕組みもあります。個別的な希望に沿いつつ、地域を俯瞰して市町村が認めればという仕組みなのですが、これも提案してみます。

これが後に書き出している質問で触れる『農業振興地域の整備に関する法律施行規則第4条の5第1項27号』で示されている考え方なんです。

さらに農村でも工業化が必要ではないか?ということで、農業の六次化、農産業のすそ野の拡大を目指して農村産業法の枠組みで企業誘致や起業促進を考えてはいかがかと提案します。

先に解説入れましたが、私の一般質問の大項目1番「農村振興について」の小項目質問は以下の5問になります。いわゆる都市計画では描くことができない農村振興を考えていきます。

"(1)農村のまちづくり、農村地域の振興は、都市部、具体的に言えば塩山駅中心の都市計画では描くことが難しいまちづくりだと考えるが、農村地域の振興は必要だと考えているか。"

"(2)市が描く農村振興の計画とはどのようなものか。"

"(3)農村居住でも、就農に限らない、通勤・テレワーク・起業など多様な働き方を可能とする、その視点から農村振興を捉えることも必要ではないか。市の考えを尋ねる。"

"(4)農村での住居確保や農関連産業の誘致や起業には、農村地域で、農用地以外に利活用できる区域が必要であり、それを可能とするため、具体例として、農業振興地域の整備に関する法律施行規則第4条の5第1項26号の2を研究する考えがあるか、尋ねる。"

"(5)農村での多様な働き口確保のために、就農地はもちろんだが起業や非農業での雇用機会も確保できる環境を整えるべきで、具体例として、先に挙げた農業振興地域の整備に関する法律施行規則第4条の5第1項26号の2や27号、農村産業法を研究する考えがあるか、尋ねる。"

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