StreamDeck XLを購入しました
今回は配信機材のご紹介。新たに「StreamDeck XL」を購入しました。
以前から「StreamDeck」は使っていましたが、それのひとまわり大きなタイプを追加導入です。通常版のサイズだと物足りなくなってしまったんですね。
基本的な機能は同じですが、細かな点では使い勝手が異なります。今回はそんなお話をしたいと思います。
私のStreamDeck活用
StreamDeckはいわゆる外部キーボードのデバイスですが、様々なサービスを操作できるのが特徴です。私は標準サイズを使っていて、主にATEM MiniとOBSと連携して利用しています。
一番多いパターンはこんなレイアウトです。ATEM Miniのソースやマルチビューの切替をしつつ、OBSのソース切替も行います。OBSはソースの表示、非表示を切り替えています。
この辺りの活用は以前にも何度か記事を書いています。興味に合えば、ぜひぜひご覧ください!
ボタンが足りなくなった!
そんな大活躍のStreamDeckですが、最近はボタンが足りなくなることが増えてきました。特にOBSは扱うソースも多いので、必然的に欲しいボタンが増えてきます。
StreamDeckはページ切替機能もあるため、実は標準サイズのままでも押せるボタンは増やすことができます。ただ、やっぱり同じ画面にあった方が確実性は高いです。実際に、配信中にページを間違えて誤操作してしまった経験もあります。
また、ボタンも敷き詰めるよりもちょっと余裕がある方が、押し間違えが減る安心感もあります。例えばATEMとOBSのような全く役割の違うボタンは、できれば隣り合わせにはしたくないです。
XLは32個のボタン!
そこで新しく導入したのが「StreamDeck XL」でした。今まで使っていた標準版のボタンは15個、XLはその2倍以上の32個がついています。めちゃくちゃ多いです。
これだけボタンがあっても、同じ種類を集めてエリアを作ることもできます。全部のボタンを使わなくても、これだけ数があるのは便利です。
StreamDeckはサイズによる機能さがありません。ですが、ハードウェアの細かな点は異なります。例えば、標準サイズは折り畳みでしたが、XLはしっかりした支えがあり、またマグネットで脱着もできます。
また、標準サイズはケーブルの抜き差しはできませんでしたが、XLはUSB-Cの抜き差しができます。これも便利ですね。(標準サイズも最近発売されたMKⅡだとUSBの抜き差し可能)。
ただでさえ場所の取り合いになる配信機材卓。StreamDeck XLのサイズはなかなかに場所をとります。ですが、それ以上に便利さ、肌に馴染むものを感じます。
標準サイズで初心者を巻き込む
今まで使っていた標準サイズのSTREAM DECKは、別の用途に使っていこうと思います。役に立ったのは、初心者に手伝ってもらうための操作端末です。
実際に設定したのがこちらです。ATEM Miniに繋げた3カメの映像を切り替えるボタンでした。私は出演中で操作ができず、配信に不慣れな人に切り替えてもらう必要がありました。
ATEM Miniは比較的シンプルとはいえ、やはりボタンの数は多いです。変にプレッシャーを感じて欲しくなく、絶対に間違えないくらいシンプルにしてみました。その甲斐もあり、初めてのオペレーションも楽しそうにこなしてくれたのが嬉しかったです。
ということで、StreamDeck XLの購入報告でした。引き続き使いながら、便利な活用方法が見つかった時は紹介できればと思います!