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【動作チェック】コスパ◎でコンパクトな照明「Amaran 100X」を確認する 〜Godox ML60との比較〜(前編)

今回は照明のお話です。コストパフォーマンスの高い照明として人気の「Amaran 100x」を触ってみたので紹介をします。

昨年発売されて話題になったこちらの照明。私はGodoxのコンパクトな照明(ML60)を使っていましたが、今買うならこっちだなぁと思う品でした。

今回は前後編に渡って、Godox ML60と比較した内容をお送りしたいと思います。


照明は大事

配信を初めて行う人にとって、照明は二の次な機材なのではと思います。映像や音声の方が優先で、「照明なんて本格的なものは…」と私自身も最初は思っていました。

ですが、暗い部屋では高額のカメラでもノイズが増えますし、逆に明るい部屋なら安価なカメラでも十分な映像を送り出してくれます。

良い絵で配信したい時には照明を入れた方が、下手に高いカメラを買うよりもコストパフォーマンスは高いかもしれません。

以前に伊藤さんの配信事例を紹介した際は、フルHDのカメラと照明を組み合わせて、綺麗な映像で配信をされていました。

セミナーイベントを安定・スムーズに配信する伊藤さんの事例」より

Amaran 100xとは

今回チェックするのはAputure社が販売する照明「Amaran 100x」です。

Aputureと言えば中国深圳発の有名な照明メーカーです。照明を調べ始めると必ず名前の挙がるメーカーで、ちょっとお高いですがその品質には定評のある会社のようです。

Amaran 100Xは2021年1月に発売された、比較的安価でコンパクトな照明製品です。安価と言っても3万円強しますが、この明るさと機能でこの価格はコストパフォーマンスが高く、発売以降 市場では人気の製品となりました。

タイプは2種類

機種は2つあり、色温度が変更できる「100x」と変更できない「100d」があります。100dは「5600K」固定で、真昼の太陽光と同じ色だとされています。

100dの方が値段は上がりますが、色温度が変更できてバイカラー、この明るさでこの価格がAputureから出てきたため、発表された時には話題となった印象です。

Godox ML60と比較する

今回Amaran 100xをレンタルする機会ができたので、普段使っているGodoxの照明と比較しました。

GodoxはAputureと同じ深圳の会社で、より安価な価格帯なことからAputureの製品とも比較されることが多い印象です。今回のAmaran 100XはGodox対抗で開発された製品とも言われています。

私は普段Godoxの「ML60」を使っています。これは非常にコンパクトな照明で、荷物を減らしたいワンオペ配信では非常に心強い相棒でした。

このML60はAmaran 100Xと価格がほぼ同じです。今回はこの2機種を比較してみたいと思います。

明るさを比較する

Webで調べた範囲として、二機種の明るさの違いは以下のデータがありました。

Godox ML60:13,000lux(参考
Amaran 100x:34,300lux(参考

luxは「照度」の単位です。物体の表面を照らす光の明るさを表します。これを1mの距離で計測したのが以上のデータです。この数値で比較すると2.6倍の差があります。

この二つがどれほど同条件の数字かが分からないのですが、体感としてAmaran 100xの方が明るいことは間違いないです、しかし、2.6倍明るいかと言われると、それほどの差は感じませんでした。

実際にほぼ同じ距離、カメラの設定で撮影した比較がコチラです。この比較としても、体感としても、1.3〜1.4倍くらい明るいといった印象でしょうか。なので、上記の数値は何か条件の違う計測なのかなと想像しています。

Amaran 100xの方が明るいが、体感は1.3〜1.4倍という印象

後編に続く

ということで、今回はAmaran 100xの概要と明るさの比較でした。明日は他の内容も交えて、二つの照明を比較したいと思います。

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