MacのHDMI出力映像が黄色くなった原因は「Night shift」でした
先日、OBSにMacの映像を入力した時のこと、やけに映像が黄色みがかっていることに気がつきました。明らかに暖色がかっていて、通常ではない色合いです。
色々な要因を疑いましたが、答えは非常に簡単な設定。Macの「Night Shift」の設定でした。
今回はこのトラブルシューティングの経緯を紹介します。
Macの映像が黄色い
これはある配信のサポートで遭遇したトラブルです。その方はMacでZoomを開き、その映像をキャプチャデバイス経由でWindowsのOBSに入力しようとしていました。
すると、Macの映像が明らかに黄色いです。階調が変とかそういうレベルではなく暖色がかっていました。再現したキャプチャ画面がコチラですが、白が白じゃないですよね。
原因を探るも分からず。。
答えが見つかるまでは結構時間がかかり、色々なことを試しました。OBS、ケーブル、再起動...順番に要因を切り分けていきます。
変換コネクタを疑い、わざわざ純正のアダプタを購入いただきましたが、交換しても全く色合いは変わりませんでした。これはなかなかの強敵でした...笑
原因は「Night Shift」
最終的に原因は「Night Shift」がオンになっていたことでした。
これは設定 > ディスプレイ > Night Shift にある設定項目です。時間に合わせて目に負担の少ない色温度に画面を変える機能。これが作動していたのでした。
もちろん手元のMacの画面も暖色になりますが、意外と人間は気が付かないようです。自然と目が馴染んでしまっているのですね。
気づいてみれば簡単でしたが、辿り着くまでは色々な設定画面をひっくり返して探してしまいました...いやぁ、大変でした..。
改善後の画面
Night Shiftを切った画面がコチラです。そうそう、この色ですよね。↑の画像と比較してもらうと、一目瞭然で違うのが分かります。
Macをご利用の皆さんはどうぞお気をつけくださいませ。