見出し画像

コスパ◎でコンパクトな照明「Amaran 100X」をチェックする 〜Godox ML60との比較〜(後編)

このnoteは昨日の続きです。前回はAmaran 100xの概要と、明るさの比較を行いました。

比較の対象は私が普段愛用している「Godox ML60」です。同じ深圳初の照明機材メーカーですが、サイズや価格帯が近く、競合に当たる製品だと思います。

今回のnoteでは明るさ以外の点を比較をしていきたいと思います。ぜひ前回の記事と併せてご覧ください。


サイズ・収納性

コンパクトさについてはGodox ML60の方に軍配が上がります。

amaran 100xの方が、サイズもそうですが角張った筐体です。一方のML60は円筒の形をしており、収納性も高いと言えます。

また、ML60は三脚接合部の取り外しもでき、この辺りも収納性・携行性を高めているポイントだと思います。

収納バックが便利

Godox ML60はワンパッケージのまとまりも好印象です。収納バッグが同梱しますが、ここにうまく入れるとML60を2つ収納することも可能です。

amaran 100xもそういったカバンを探せば良いのかもしれませんが、ここまでコンパクトにはならないと思います。また、最初からこのまとまりがあるのは実用的ですよね。

ソフトボックスのマウント

もう一つ触れておきたいのがソフトボックスのマウントです。

amaran 100xは「ボーエンズマウント」と言う汎用規格でソフトボックスの装着が可能です。一方のML60は「Godox マウント」と言う独自規格を採用しています。

パッと聞くと独自規格はデメリットにも感じますが、実際に使ってみるとGodoxマウントはサイズが小さく、携行性が高くてポジティブな印象を持っています。もちろんボーエンズマウントへの変換も可能です。

前述の収納バックもそうですが、より少しでもコンパクトに携行したい方には、ML60はオススメだなと思います。

Godoxマウント(左)とボーエンズマウント(右)の比較

色温度の調整機能

その他の機能として色温度の調整があります。

前述の通り、amaran 100xは色温度を変更することができます。しかし、Godox ML60は調整ができません。プラス5,000円ほどで可変タイプバイカラーも販売されていますが、明るさが下がる点には注意が必要です。

前の検証からも、amaran 100xの方が安い価格でより明るく、色温度の調整もできると言えます。

付属品

一方で付属品に関してはML60の方が充実しています。

例えばML60はリモコン操作ができ、離れた場所からも調整が可能です。amaran 100xもbluetooth経由でアプリ操作ができますが、接続のいらないリモコンは便利だと思います。

また、ML60はバッテリー稼働するアダプタが同梱され、販売元によってはバッテリーも同梱しています。この辺りにお得感を感じる方もいるのではと思いました。

引用:Godox 製品ページより

どちらがオススメ?

色々と比較はしてきましたが、私の結論は今買うならamaran 100xの方がオススメです。

コンパクトさや携行性はML60に軍配が上がりますが、より明るくまた色温度も変更ができるのはとても便利だと思います。どちらもファンノイズも気にならないので、より性能を求めるのならamaran 100xだなと思いました。

一方で途中にも書きましたが、少しでもコンパクト・携行性を求めるのならGodox ML60だと思います。リモコンやバッグも便利で良い機材なのは間違いないので、ピンとときた方はぜひコチラをお選びください。

関連note

ここから先は

0字

「誰でも配信できる世界」を目指して、初心者も安定・高品質な配信ができるよう、配信ノウハウを共有するコ…

コミュニティ参加プラン

¥980 / 月