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Stream Deckがあれば、ATEM Miniに触れなくても大丈夫そう

最近、配信機材のラック環境をアップデートして、スタンド型からケース型に入れ替えました。出先への持ち出しはまだまだ課題がありますが、今まで以上にコンパクトなシステムになり気に入っています。

ただ、導入前はATEM Mini Extremeを直接触って操作できなくなることが懸念点でした。しかし、実際に使ってみると「Stream Deck」を使えば、直接触らずとも問題なく運用できることが分かりました。

そして、使って分かったのは遠隔操作の可能性です。Stream Deckを使えば、配信スタイルの幅が広がりそうです。今回はそんなお話をしたいと思います。

ラックケースの懸念点

先日のnoteでも紹介をした通り、自宅の配信ラックをスタンド型からケース型に乗り換えました。搭載できる段数は減りましたが、とてもコンパクトになり大変気に入っています。

ただ、ケース型に移行するに辺り、唯一心配だったのはATEM Mini Extremeの操作でした。旧バージョンでは3段分くらいの空間を作り、直接ボタンを押していました。しかし、垂直に立つケース型は空間が作りづらく、中々余裕を持たせることはできません。

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ラックには引き出し型のパーツもあります。しかし、残念ながら私のケースに合うものが見つかりませんでした。今回導入したのは奥行き20cmの珍しいケースなんですね。コンパクトな反面、パーツ選択肢の幅が狭いのは残念な点だなと思います。

結局、他の機材も考慮して一段分だけになりました。もうほぼ隠れたていて、前の方がなんとか押せるレベル。これは直接触らない前提で考えた方が良さそうです。

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意外と問題はなかった!

失敗したかと思いきや、実際に使ってみると意外にも問題はありませんでした。ATEM Miniシリーズは遠隔で操作する方法が充実しています。

まずは「ATEM Software Control」で操作はできますよね。マウスでポチポチ押せば、全ての操作が可能です。しかし、やはり物理キーの直感さには劣り、どうしても2〜3クリック必要なケースが出てきます。

そこで活躍してするのが「Elgato Stream Deck」です。ここに使う操作を登録することで、ワンボタンで操作できるのは大変便利です。マクロを組み合わせれば、なんだかんだ使うキーも片手で足りることが殆どでした。

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遠隔でもできる良さ

今可能性を感じているのは離れた場所からの操作です。ネットワーク経由で接続できれば、離れば場所からでもStream Deckで操作することができます。

Stream DeckとATEM Miniの接続はIPアドレスの指定で行います。具体的にはStream DeckをPCに繋ぎ、そのPCのブラウザから設定する流れです。なのでローカルネットワークで繋がっていれば、離れた所からでも使うことができるんですね。

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Stream DeckとATEM MiniはIPアドレスでの接続です

それこそ有線だけでなく、Wi-Fi経由で離れた配信卓から操作してもらうこともできそうです。Stream Deckなら配信初心者に協力してもらうこともできそうですよね。

ATEM MiniもSoftware Controlも、初心者に触ってもらうにはボタンが多すぎます。ですが、Stream Deckならボタンを順番に押してもらうだけ、なんて運用が作れそうです。これは中々に可能性を感じます。

最後に

ATEM Miniシリーズを使っていると、ネットワーク経由で操作できることには大きな強みを感じます。Roland製のスイッチャーは基本的にUSB経由の操作ですからね(一部ハイエンド機を除く)

その点では、iOSアプリの「MixEffect」にとても興味を持っています。どうやら、Super Sourceと組み合わせると、かなり面白いことができるようです。

またこの辺り、実際に試して紹介をしたいと思います!

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