2021年~2024年絵画制作の振り返り、役に立ったこと
2024年7月現在、美術の勉強を一からやりなおして3年半ほどになる。
何か振り返りをしたかったけれども、書いてみたら「もっと早い段階でパースをやればよかった」の一行で完結してしまった。多少肉付けしながら創作に伴う悩みなども整理しつつ、今後の展望についても備忘録として残すことにした。
なんにでも役に立った勉強
先に書いておくと以下の3分野を勉強すると、あらゆることに役立つのでお勧め。何回勉強しても毎度新しい発見がある。
パース
アナトミー
色彩理論
美術教育センターが主催するオンラインデッサン会の講師にこう言われたのを思い出したけれど、これはパースを掴めていることが大前提(※)だったことに3年目でようやく気付いた。
※アイレベルや消失点、遠近法を理解し、基本的な立体を様々なアングルで自在に描ける等
パース・アナトミー・色彩理論はセットで成立するので、行き詰った時はどれかを復習すると、技術的な問題の8~9割は解消する。個人の体感だけども。
それぞれの配分は描きたいもの(人物、風景、メカ、建築 etc)によっても異なるだろうけれど、基礎の有用性はデジタルでもアナログでも、コミック・アニメ寄りでもリアリズムでも変わらないように思う。
人体を描くにはパースとアナトミーは必須(動物のアナトミーも人間とほぼ一緒)だし、風景などはパースと色彩理論の合わせ技だし…何を学んで描くにせよ、実質的にはこの3分野うちのどれかを繰り返し突き詰めていくプロセスであるところがとても奥深い。だからやめられないんだよ!
こうして基礎を固めて技術向上に力を注いでいるけれども、上達さえすればいいのかと言えばそうでもない。
次記事「SNS運営に関する悩みと創作活動の今後について」に続く。