忘れられない恋
私が独身時代の真っ只中、ある恋に出会い、彼女に夢中になりました。ただ、それは、叶わぬ恋でした。彼女には、9歳の男の子がいました。私は、ある夜、彼女のアパートへ行き、彼女とは、一緒になれない事を告白しました。でも、彼女は、それは、あなたの幸せを奪ってしまうから、彼女は、この恋から身をひくことを言ってくれた。僕の幸せな結婚を祈う思いから....。
その時は、涙を流すことは、ありませんでした。それから、数日経ったある日、突然、カーラジオから、流れた歌を聴いた途端、大粒の涙と嗚咽が止まりませんでした。その曲は、野口五郎さんの「季節風」でした。その曲は、まさに、今の自分そのものでした。
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