食パンの99%は体を破壊する【お薦め食パン3選】後編
この記事は【前編】からの続きです。
④ 安全な食パン3選
国産小麦を使い、トランス脂肪酸は含まれず、乳化剤やイーストフードも使わない、安心安全な食パンを紹介します。
1 ,セブンイレブン/
北海道小麦の小麦粉使用 金の食パン
商品名からも分かるように、国産小麦を使っている、輸入小麦ではないことを大々的にアピールしています。
国内小麦は消費量全体の12%を占めますが、その内の約3分の2が北海道産です。
金の食パンは、マーガリンやショートニング、乳化剤やイーストフード、いずれも使っていません。
4枚切りのため1枚のボリューム感があります。
1枚当たり100円弱ですが、100円弱でちょっとした贅沢感を味わえます。
私は毎日、金の食パンです。
オリーブオイルとフラクトオリゴ糖シロップを塗って食べています。
2, Pasco (敷島製パン)
超熟/国産小麦
国産小麦をそのまま商品名にしています。
パッケージの片隅に「国産小麦100%」の表記があります。
その横には国産バター使用の文字見えます。
これはマーガリン、ショートニング不使用を言いたいのだと思います。
商品サイトで原材料表示をチェックしてみると、米粉も配合されています。
一体どんな味わいなのか、一度は食べてみたいものです。
が、残念ながらこの商品、私が住む沖縄では販売されていません。
超熟国産小麦を食べているという読者の方がいらっしゃったら、食べた感想をコメント欄で教えてください。
3 ,フジパン 北海道小麦
こちらも商品名そのままです。
北海道産「きたほなみ」「ゆめちから」という2種類の小麦をブレンドしています。
マーガリンやショートニング、乳化剤やイーストフード、いずれも不使用です。
3枚切り、5枚切り、6枚切りの3種類のラインナップがあるので、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
商品のサイトを閲覧すると、北海道小麦は2022年9月販売開始とあります。
2022年9月というと、ロシアのウクライナ侵攻が始まって半年後です。
ご存知の通り、ウクライナ侵攻のあと輸入小麦の価格が大幅に上昇しました。
さらに、円安等の事情でジリジリと輸入小麦の値上げが続いています。
国産小麦と比べるとまだ割安とはいえ、その価格差はかなり縮まっています。
国産小麦の品質は徐々に上がっています。
危険な農薬、グリホサートを使っていない安心安全を考慮しても、国産小麦使用の商品を選ばない理由はありません。
紹介した3つの商品、または地域の製パンメーカーが作っている国産小麦の食パンがあれば、ぜひそちらを選んでください。
お断りですが、国産小麦の食パンと言えども、小麦である以上、ある程度小麦グルテンは含まれています。
小麦グルテンは、人によってはアレルギー症状を引き起こします。
全体的に国産小麦は輸入小麦と比べてグルテンは少なく、その点でもお薦めはできます。
ただ、それでもアレルギー症状が出てしまう場合には、残念ですが食パンは控えてください。
⑤ 危険な食パンが潜む食品
ここまで学習すれば、食べるのであれば安全な食パンを選ぶ大切さが理解できたと思います。
ところが、その努力を水の泡にしかねない“ステルス食品”とも言える食べ物が、身近なところに潜んでいます。
市販のサンドイッチです。
コンビニで売っているサンドイッチの成分表を見ると、ほとんどの場合、一番最初に「パン」と表記されているはずです。
表示は「パン」だけです。
その食パンの小麦は
国産なのか輸入品なのか、
ショートニングやマーガリンを使用しているのか、
乳化剤やイーストフードは使っているのかどうか、
一切わからないし書かれていません。
ここでのパンは、サンドイッチという完成品、その原材料の一つとしての扱いです。
そのケースでは、原材料の産地や使用する油脂、または添加物等の表示義務はありません。
なので、わからないのです。
となると、表示義務がないのであれば、より安い原材料を使用する、使える油脂や添加物は使う、と考えるのが普通です。
ですから、市販のサンドイッチは食べ続けると健康を損なう恐れあり、とほぼ断定できます。
危険なのはコンビニのサンドイッチだけではなく、ハンバーガーやホットドッグのバンズも同じです。
もっとも、ハンバーガーやホットドッグは、バンズよりも挟まれている具材の方がもっとヤバいはずですが。
いずれにしても、サンドイッチを食べたいのであれば、安全な食パンと具材を使って自宅で作るのが一番です。
ホットサンドメーカーを使えば、市販よりもはるかに美味しいサンドイッチが作れます。
[補足]食パン開封後の保存方法
食パンを開封して1枚目を食べたあと、2枚目以降も美味しく食べるための保存方法です。
消費期限内であっても、常温保存では、時間とともに水分がとんでパサパサになるので、お薦めできません。
食パンは冷蔵庫のにおいを吸い込みやすいので、面倒でも1枚1枚ラップに包んで下さい。
これだけでも及第点ですが、より美味しく食べるためには、もうひと手間です。
ラップだけだと多少の水分や香りが逃げてしまうので、さらにラップの上からアルミホイルで包む、あるいはは冷凍用保存袋に入れてください。
それを冷蔵ではなく冷凍保存してください。
冷蔵庫の4℃前後は、食パンがもっとも劣化しやすい、正確に言うとデンプンが劣化しやすい温度なので入れてはいけません。
面倒くさいかもしれませんが、毎日の朝食を満足度の高いものにするために、ぜひともルーティン化してください。
1か月間は味を落とすことなく、美味しく食べることができます。
【前編・後編】まとめ
①食パンの危険性 輸入小麦
収穫前後に散布される除草剤の一種、グリホサートが大問題です。
グリホサートは、国際がん研究機関が「恐らく発がん性あり」のグループ2Aに評価しています。
②食パンの危険性 油・油脂
ほとんどの食パンには、
マーガリン、ショートニング、植物油脂と表示されるトランス脂肪酸が含まれます。
トランス脂肪酸は心臓に蓄積しやすく、体内蓄積すると心筋梗塞や狭心症のリスクが高くなります。
③食パンの危険性 添加物
乳化剤の一つ、グリセリン脂肪酸エステルと
イーストフードの一つ、塩化アンモニウム。
いずれも一括表示が認められているため、消費者にはそれが含まれているかどうか分かりません。
④安全なおすすめ食パン3選
セブンイレブン/
北海道小麦の小麦粉使用 金の食パン
Pasco /超熟 国産小麦
フジパン/北海道小麦
⑤危険な食パンが潜む食品
市販のサンドイッチ。
原材料の一つとして扱われる食パンには、油脂や添加物の表示の義務がなく、国産小麦か輸入小麦かも含めて全く分かりません。
手を出さない方が無難です。
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