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第四話 羨望
「さぁて、今日も消化していきますか」
私は病院勤務時代、かなりの出不精でした。
趣味といえば撮り溜めた深夜アニメを休みの日にまとめて見るくらいでした。
そんな時、あるアニメと出会います。
鬼を倒し、妹の鬼化を救う為に戦う。
そう、世間でも有名な[鬼滅の刃]です。
始めは私が好きな特撮の[牙狼]みたいなものだなと思っていましたが、またそれとは違う良さを感じハマっていきました。
序盤で山で修行するシーンがあります。
アニメでは1〜3話でしたが、劇中では2年ほど経過してるそうです。
普通の人は大変やな、頑張ってるなという感想を持つのが普通だと思います。
しかし、私が感じたのは
「自分も山で修行みたいなことすれば、痩せれるんじゃね」
というものでした。
便座割り事件、鏡脂肪嘔吐事件が記憶から消せないこともあり、そのように感じたのでしょう。
これが後の伏線になるとは、この時の自分は思いも知らなかったのです。
次回「啓示(けいじ)」
〜我、天啓を得たり〜