ESCAPEがドロハンになっていた【部車整備計画2021】
こんにちは。、サイクリング愛好会です。
宣言が延長になって、新歓ライドがまたまた延期になってしまいそうです。とても残念です。
また皆で楽しくサイクリングできる日が、一日も早く来るといいですね(>_<)
さて、前回に引き続き部車報告。
今回も綺麗に生まれ変わったESCAPEというクロスバイクを紹介……あれ?
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高際:幹事、どうしたのそのエスケープ……。
幹事:の、フレームを使ったぱっと見ロードっぽいクロスバイクが組みあがりました。
高際:所謂ドロハン化ってやつですね!(笑) 具体的にどんな部分に変更が?
幹事:まず言わずもがなドロップハンドルに。それに伴ってレバーもシマノのSTIレバーに変わっています。
高際:型は――
幹事:Tiagra 4500系。変速機も同様で、これらは赤のアンカーに元々ついていたパーツです。ちなみにペダルやクランクも同じく。
高際:前回紹介したやつですね。(←部品の有効活用)
幹事:加えてブレーキが「ミニVブレーキ」というタイプに変わってます。その名の通り、結構小さくなったのがわかるかな?
高際:あぁ、なるほど確かに。しかし何故わざわざそれを?
幹事:ロード用のコントロールレバーって、クロスバイクのブレーキレバーよりワイヤーの引き量が少なくなるから、ノーマルのVブレーキを引けないんだよね。
高際:ほう。
幹事:ロード用でノーマルVブレーキを引くと、本来の約60%の可動域しか動かせない。それをミニVブレーキにする事で、本来の約80%の動かすことができるってわけです。
高際:は~、全然知識ないんで初耳でした。
幹事:ドロハン化する上では基本事項。Vブレーキ&アルミリムなんで制動力はとんでもないと思います(笑)
高際:そういや、2年前これ乗って初めてVブレーキ使ったときに、制動の「カックン感」にかなり驚いたのを思い出しました。そこは後で確かめてみましょう。
幹事:……ただ、ちょっと扱いにくいことがひとつあって。
高際:というと?
幹事:ホイール外す前に、ブレーキワイヤーがクランプされてるところを一旦外さないといけないんだよね……。
説明しよう!
▲通常、リードパイプとアームを手で押さえて内側に倒し、ブレーキを開放する
▲しかし、この個体は「割り」から外れる前にブレーキシューがリムに干渉してしまうため、簡単にリリースすることができないのだ!
高際:……ほう、ということは六角が?
幹事:必要。
高際:わわわ、めんどい(笑)
幹事:マジ面倒くさいよ。ホイール外す際は予めご了承下さい。
高際:パンク修理セットと一緒に携帯工具のご準備を!
幹事:まぁこれ乗るときって先輩と一緒だから大丈夫かとは思うけどね。
高際:その他のパーツはアンカーと同じ感じですかね。
幹事:ベル、フロントライト、GORIXサドル、リアライト・リフレクター。サイコンはありません。
高際:サドルのイエローもフレームとマッチしててよかった。サイコン持て余してる部員の方宜しければ……。
幹事:一通り紹介できたと思うので、早速乗ってみますか。
高際:行きましょう!
~~
高際:乗りやすそうですね!
幹事:うん、結構良かった。クロスバイクのような乗り心地だけど、付いてるハンドルはドロップハンドルなのが笑えるね。
高際:意外と軽快に走るのも印象的でした。元々備わってる快適性も相まって、楽しくサイクリングできそうですね。下ハンはちょっと短い気がするかなあ。
幹事:ブレーキに関しては案の定効きが凄かったね。
高際:引きが軽い上に中々の制動力でかなり安心。
幹事:強すぎてビビりが出るくらいでしたが、そこはトーイン調整で直るでしょう。
高際:ちゃんと部車として使える日が待ち遠しいです。組立お疲れ様、ありがとうございます。
幹事:ありがとうございました。
高際:最後に写真撮って終わりにしようかな。
幹事:じゃあそっちのコンクリ壁の方で。
***
普通に「クロスバイク整備できました!」で終わるかと思っていたのですが、まさかのドロハン化……!
フレームはクロスバイク仕様ですが、ロードバイクのスタイルも感じられる面白い一台に仕上がっていると思います!
実は先日、部車として使えるロードバイクが1台増えました。自転車紹介ばかりで恐縮ですが、活動禁止の分なんとか持ちこたえたいと思います……。
ご覧いただきありがとうございました。では、また!
次回の更新日は未定です。
冴えない梅雨空を抜けた先には、ぼくらのアツい夏が待っている!
報告担当:高際