Twitterの「中の人広報」B to F(1)社長の露出
Twitterの「中の人広報」を同僚に熱く語られた。
「たかてる! お前忙しいから、三十分でレクチャーしてやる」 → 終了20:20。四時間半もってかれた。今朝4:30起きでアウトプットしているのはこの人のせいだ。四時半といえば四郎の朝稽古の開始時間だ。正気の沙汰ではない。
四回ぐらいにわけてまとめることにする。
第一回は【 総論と、「大企業の社長の露出」のお手本事例 】。
◆ B to F(ファンづくり企業広報)
・どれだけ会社に好感してもらい、おもしろがってもらうか
・企業トップの親しみやすさを見せる
・商品、サービスをおもしろがってもらうために、自社完結せず他社製品・サービスもからめる(第三者宣伝1)
・公式アカウントの「中の人」が互いにからみ、応援しあう(第三者宣伝2)
・「ほほえましい」「おもしろいことやってる」系反応RTと、まとめ記事による拡散
・イベント、イベントに「行ってみた」報告、コラボ商品開発、商品開発秘話、ほかでの話題づくり
◆ 大企業の社長の露出で、さりげないが細心の注意を払われている事例
キングジム社長 × タニタ社長
◆ その「主な実況内容」は
(1-1)会って話すふたり。
(1-2)「タニタ食堂」で飯を食うふたり。
(1-3)夏の暑い日差しの中、「ポケモンGO」でカビゴンGET
(1-4)追っかけてる社員
◆ これらを別媒体が二次三次広報する連携ができあがっている
(2)別の会社の「中の人」がシェアして
(3)ねとらぼがまとめ記事。http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1708/26/news032.html
(ねとらぼ)
しかも、ビジネスライクな連携ではなく「友達関係」的な人間関係できわめて自然に反応(RT)するという見せ方
◆ ちなみに実況内容のうまい点は以下の通り。
・(1-1)会って話すふたり。で、「訪問→トップ会談」というカタめの仕事風景から見せている。いきなりふざけない。
・(1-2)でタニタ食堂や商品サービスを、社長ふたりが利用する形での宣伝。利用シーンの実況という形で見せる。
・(1-3)で夏の昼に社長たちをYシャツ姿で外で活動させる。まじめそうな姿で大変な目に合ってもらいながら遊んでもらって、好感度を上げる。
・(1-3)で1周年直後ややオワ? まだまだ根強い「ポケモンGO」を使う。中高年男性は万歩計がわり、コレクション&バトル要素、子供とのつながり 等、結構使っていたり親和性が高いので、違和感がない。
・(1-3)で、図体がでかい”のほほん系”の「カビゴン」をGETしてもらうことにより、ドラゴン系や伝説ポケモンを取るより、さらに「ほのぼの」効果を出す
・(1-4)で、「あははーみんな大変ー」という、「遊んでて仕事」路線の共感を得る
意図的な企画と、楽しんで無意識に効果を出している部分を混ぜていると思われる。
ー以上ー
スクショを5つ取ってパワポ的にバンバン載せていこうとしたら、なぜか貼りついてくれなくて、20分ロスった。しょぼん。これだけのアウトプットに1時間15分も使ってしまった。
(2)では8/31(今日だよ)まで開催の「たべっ子アニア展」について述べる。
たべっ子アニア展 → http://jiik.jp/articles/LaPAa
(2)では画像が本文に入ってくれーー。
キナくさめ?の「そもそも論」はこちら。→第三回