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リフカム代表取締役が語る、『起業失敗からの復活劇』

起業家。
僕はその人種は孤独と共に生きているんだろうな、と思っている。
そんな人生は僕はいやだ。

でも、同時に自分のビジョンを叶えるには一番の近道であるとも思っていて、将来的に視野に入れておきたいとも思っている。


第14回のゲストは株式会社リフカムの清水巧さん!
清水さんは現在6年目に入った、リファラル採用のサービスを提供している企業の代表を勤めている。

清水さんは一度起業に失敗しており、住む場所も失ったので実家に帰ることにまでなった。
しかしそこからの復活劇を聞いて、起業家は孤独ではないし、やっぱり視野に入れておこうと思った。


起業スタート編

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『自分の感じた課題解決を目的に起業』
そんな思いから清水さんは起業をしてきた。

清水さんの会社の評価基準
『資金や売り上げで評価するのではなく、課題の解決量で評価』

こんなビジョナリーな起業家はかなり少数派だと思う。

清水さんがこのような起業への美学をもつようになったのは学生時代の体験が大きく影響していた。


【学生時代】
イスラエルでの留学で出会った人が日本人の清水さんに暖かく接してくれ、世界平和に興味が湧く。

帰国後は積極的に被災地支援などのボランティアに参加した。
しかし、いくらボランティアを増やしても、お金をかけた支援には勝らない。
そこで、ボランティアの効果を考えるとかなり自己満足な部分が清水さんには見えたそうだ。

清水さんをビジネスの道に進めたのは、ケニアナッツカンパニーという会社の社長との出会い。

その会社はケニアのマカデミアナッツなどの資源の加工方法を知らないがゆえに、ビジネスができず自給自足の生活を送っている人達を支援していた。

そこでビジネスは本質的な課題解決に繋がると確信。

帰国後大学院へと進学し、そこで投資家向けのビジネスプランを考えた。

就活の頃の話はかなりパンチが聞いていて面白かった。

清水さんは就活をしながら、社長との面談の際に自分で考えたビジネスプランを発表し、資金調達をしようとしていたらしい。

普通雇われることに意識が向いてしまう学生はそんなことできない。
もし気に触るようなことがあってはお祈りされかねない。

清水さんはかなり強気の就活生だったのかなと思う。

そんなことを続けていると、ある企業の方が非常に的確なフィードバックをくれ、清水さんはその企業でまずは勉強しようと思い、就職先を決めた。


【社会人時代】
就職先の企業はベンチャーだった。

投資家にビジネスプランを考えるほど起業に興味のあった清水さんは、入社後すぐに「自分もスタートアップする側で挑戦したい」と思う。

そして、ある起業家イベントでの清水さんの30秒プレゼンがテレビで放送され、親と会社にバレる。

なんというか、すごいおちゃめな面もある人なんだなと思った。

その後、会社と話合い起業することを決意。退職。


【起業家時代】
清水さんが起業する際にまずはじめに困ったことは仲間集めだったそうだ。
この出来事が現在の会社の事業にも繋がったそうだ。

自分の感じた課題を事業にしようと考えていた清水さんは、スタートアップの仲間集めができるプラットフォームを提供した。

しかし、メディアにも取り上げられ、そこそこ有名になりかけた頃に仲間のエンジニアと揉めて、翌日の会議には誰もいなかったそうだ。

さらに、清水さんの予想に反して、資金は驚くほどの勢いでなくなり0に。

清水さんにあった選択肢は3つ。
・会社を潰して再就職
・M&Aのオファーを受ける
・会社を立て直す

僕なら資金がないから最後の選択肢は一番に諦める。

しかし、清水さんは違った。
清水さんの中でのビジネスの成功の定義
・マネタイズの成功
・ビジョンの実現

にあった。

マネタイズには失敗していたが、需要があったのでビジョンは実現できていたのだ。

そこで、失敗しきれていないと思い、会社を立て直すことにした。


起業復帰編

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【帰省時代】
とはいえ、資金がないので一旦事務所をしめて、実家に帰った。

僕はモチベーションが湧き出した清水さんはかなりパンチの効いたことをする人なのかなと思った。
就活時代は社長から資金調達。
帰省時代にはまずTシャツの作成・販売。
そして実家にAirbnbで外国人を招く。
もちろんかなり両親から怒られたそうだ。

そんな中で自分の持っている資産でレバレッジをかけないといけないと思い、最初の事業のユーザーが3万人ほどいたので、起業家マッチングイベントを開催した。

8回ほど開催後、かなり資金が溜まったので第2回目の創業を決めたそうだ。


【第2創業時代】
今回の清水さんは一度起業に失敗していることもあり、かなり用心深かった。

まずアマゾンのWish listでオフィス物資を無料で調達。

一度目の起業でマネタイズができなければ、どれだけいいアイデアもダメになることを学んだ清水さんは
1. 先にプレスリリースを実施
2. ニーズの検証
3. 正式にリリース

という手順で現在のリファラル採用の事業を作り、見事今年で6年目に入ることができた。


次回のゲスト紹介

次回のゲストは『総合商社→フリーランス』の田上和佳さん!
学生憧れの総合商社マンが感じた日本のオワコン感とは??
お楽しみに!

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