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MY STORY NO.1 今の自分はまだ何も成し遂げていない・・・のか?

幼少期から何事にも自信が持てず、引っ込み思案で自分の気持ちを他者にもっとうまく伝えたいと子どもながらにいつも思っていた。

20歳の時、母が他界したことをきっかけに何もできない“自分の無力感”を痛感し、作業療法の道へ進んだ。

作業療法は、幼い頃からinputされた頭の中でごちゃ混ぜになった、ありとあらゆる経験的知識を整理してくれたし、嫌いな自分の見方を変えてくれた素晴らしい理論だと思う。

病院や老健などでの身障・老年領域のリハビリテーションを経て、作業療法士10年目にして、こどもたちとその家族や地域を支える素敵な組織との巡り合わせがあった。

“全人的復権を基盤として先の先を見据えて地域を耕していく姿勢”“作業のレンズを通して社会を分析し、自分のGIFT(強み)を生かすことを阻む社会的障壁をとりのぞき、人々が心楽しく生きていく社会を作る”という私自身の理念にとても近しいphilosophyをもっているところに魅力を感じたのだ。

それらを地域へ広げていく千載一遇のチャンスをいただいた。

この機会に作業療法士として10年を経て得たモノはなんだったのか?を考えたい気持ちになった。

学会発表などは幾度となく発表参加したものの、世の中でいうところの学術雑誌への論文を残してこなかった自分は何を残してきたのか?

自分の残してきたものは何かと振り返った時、10年間でそれなりに幅広く経験してきた知識とわずかばかりの技術しかなかったと悲しい気持ちになった。

一見、先を見据えた目標設定し、それに向けてそれなりに上手く舵とりをしていたつもりであっただけで挙棋不定、まさに五里霧中であったのではないか・・。

とてもネガティブな結果にしかたどり着かないので少し視点を変えてみる。

作業のレンズで見方を変え、超スーパーpositiveに捉えると、作業療法士としての仕事や趣味も含めた幅広い領域を経験してOutputされずに溜め込んだ知識とわずかな技術はこれからの10年の長い種まき期間であったとも考えられる。

ともすれば、ここでネガティブな感情に振り回されている場合ではないの明白である。

その時、その瞬間に導き出した答えが、今ここでだせるbetterな選択であったと思う方が、より建設的生産的健康的ある気がする。

せっかくいただいたチャンスをより利他的なモノへ変換できるように、次の7つのkeywordで今後のstoryを展開していき、自分をポートフォリオしていこうと思う。

①Story②Contents③Model④Evidence⑤Spiral⑥Brand⑦Atmosphere

まずは①Story(旅立ちの理由)から始まる。

こんな素晴らしい考え方を使って、地域の人々にのニーズを満たし、逆算して考え、先の先を見据えて地域を耕していければこんな幸せなことはないと思う。

MY STORY NO.2へと続く・・

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