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「締め切り効果」で生産性UP!従業員が自ら動き出す労務管理術

今週末、
通信制大学のスクーリング(web)があります。
スクーリング初参加です。

本当は予習が必要なのでしょうが
まだ、できていません。
今日からテキストに目を通すことにします・・・

今回のスクーリングの予習だけでなく
リポート提出も試験勉強も
いつも期限・期日ギリギリ。
でも一応、単位は取れてます。

これはたぶん、
行動経済学でいうところの
「締め切り効果」っていうんだろうな
と自覚してます。

本当は余裕を持って
行動できればいいのですが・・・
なかなか難しいですね。

ということで、
今回は「締め切り効果」のお話です。

「締め切り効果」とは?

「締め切り効果」とは、
期限が設定されると、
人はその期限までに作業を
完了させようとする心理が働き、
結果的に生産性や集中力が
高まる現象です。

「締め切り効果」を会社で活用するメリット

「締め切り効果」を会社で活用することで
以下のようなメリットが期待できます。

  • 生産性の向上
    具体的な目標と期限を
    設定することで、
    従業員は目標達成に向けて行動し、
    結果的に生産性向上につながります。

  • プロジェクトの成功率向上
    各タスクに明確な期限を
    設定することで、
    プロジェクト全体の進捗状況を
    把握しやすくなり、
    成功率が高まることが期待できます。

  • 従業員の主体性向上
    自分で目標を設定し、
    期限までに達成するという経験は、
    従業員の主体性や責任感を
    育みます。

労務管理における「締め切り効果」の活用例

労務管理の現場では、
締め切り効果を様々な場面で
活用することができます。

  • 目標設定
    年間目標や四半期目標を設定し、
    定期的に進捗状況を
    確認することで、
    従業員のモチベーションを維持し、
    目標達成を促します。

  • 研修・資格取得
    研修の受講期限や資格取得の期限を
    設定することで、
    従業員の学習意欲を高め、
    スキルアップを促進します。

  • プロジェクト管理
    プロジェクトの各フェーズに
    明確な期限を設定し、
    進捗状況を定期的に
    報告することで、
    プロジェクトの成功率を高めます。

  • 希望退職者募集
    一定の締め切りを設け、
    締め切りまでに
    応募してきてくれた人には、
    退職金の上積みなどの優遇措置を
    講じるようにすることで、
    応募を促進します。

「締め切り効果」を最大限に活かすために

締め切り効果を最大限に
活かすためには、
次の点に注意する必要があります。

  • 適切な期限設定
    遠すぎず、切迫しすぎない
    達成可能な期限を
    設定することが重要です。

  • 目標期限の明確化
    目標ごとの具体的な
    達成期限を設定し、
    従業員が目標を
    共有できるようにすることが
    大切です。

  • 進捗状況の確認
    定期的に進捗状況を確認し、
    フィードバックを行うことで、
    従業員のモチベーションを維持します。

まとめ

締め切り効果は、
従業員のモチベーションを高め、
会社の生産性を
向上させるための有効な手段です。

適切な期限設定や目標の明確化など、
いくつかのポイントに
注意することで、
会社の活性化に繋がります。

ぜひ、貴社の労務管理にも
「締め切り効果」を
取り入れてみてはいかがでしょうか。

【注意】
※行動経済学は万能ではありません。
人それぞれ価値観や
思考回路が異なるため、
必ずしもすべての従業員に
有効な施策とは限りません。

また、
状況や組織文化によっては、
かえって逆効果となる場合も
考えられます。

行動経済学は、
あくまで一つのツールですので、
行動経済学を活用する際には、
自社の状況や従業員の特性を
しっかりと把握し、
柔軟に対応することが重要です。

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