【日記】『2023年も夢を追う』

2023年も夢を追う。

2022年は3月からファジアーノ岡山の練習取材を、6月5日の第20節・ホーム金沢戦から試合取材をさせていただきました。エルゴラッソでサンフレッチェ広島とファジアーノ岡山を担当し、山陽新聞デジタルが運営するファジゲート(昨年はファジラボ)で取材・執筆をされている寺田弘幸さんの仕事をお手伝いしながら、勉強させていただく形です。大学生ながらプロサッカーチームの、ましてや地元にある憧れのサッカークラブの取材現場に足を運ぶ経験は本当に貴重なものでした。これまではスタンドや防球ネットの向こうにいた監督、選手の話を直接聞けることが信じられなくて、緊張で足が震えながらインタビューの様子を見学させてもらうところからスタートしたことが懐かしく思います。

僕にチャンスを与えてくださった恩師であり師匠の寺田さんにビシバシと鍛えてもらいながら練習取材と試合取材を重ねていき、できることが増えると喜ぶ。できないことに直面すると未熟な自分に悔しさを募らせて涙を流したこともありました。カタールW杯の影響で例年以上に駆け足なリーグ戦の中、僕はエルゴラッソでファジアーノ岡山の番記者になるという夢に向かって歩んできましたが、歩くスピードも歩幅も十分ではなかったです。記事を書く力を筆頭にいろんな能力が足りず、夢を叶えられないまま2022年が終わりました。

しかし、このまま諦めたくない。

2023年は引き続き夢に向かって走っていきます。3月25日に大学を無事に卒業し、今年度から(一応)社会人の仲間入りを果たしました。友だちは会社に就職して新人研修を受けていることでしょう。そんな中で僕はフリーランスのサッカーライターとして活動していくことを決めました。

1月に創刊したファジゲートの仕事を手伝う形で政田サッカー場へ、Jリーグ公式サイトのマッチレポート、監督・選手コメントを担当する形でシティライトスタジアムへ行っています。今年も僕の取材活動への関与を許可していただき、本当にありがとうございます。立場的には昨年とあまり変わりませんが、現場取材でいろんなことを学びながら力を身に付け、蓄え、成長スピードを高め、エルゴラッソの番記者を目指して頑張っていきます。

毎週水曜日の19時に更新する活動日記では、大卒1年目で下積み期間中の僕がどのような日々を送っているのか、どんな学びがあったのか、どんな活動をしたのかなどを紹介していきたいと思います。うれしい報告もあるかもしれませんし、思いっきり壁にぶち当たる様子をお伝えするかもしれません。僕のありのままを、正直な思いを綴っていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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難波拓未|サッカーライター
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