映画:風と共に去りぬ
March 17, 2024
Gone with the Wind (1939)/風と共に立ちぬ
かなり前に観た映画。
言わずもがな、名作。旦那が観たことがないというので、せっかく無料で観れるので観ようということで。2日に分けて鑑賞(長い!)。
旦那のタイプではないようだが、個人的にはヴィヴィアン・リーはこの時代でも今の時代でも美人だと思うし、あの役がぴったりというか。眉毛がぴくっと上がるところや、一瞬(うそかも)弱さを見せても、気に食わないと一気に表情が変わるところはすごいと思っている。
どうしてあそこまでアシュレーにぞっこんなのかはわからない。
あそこまで振られていても、一方的に好意を持ち続けていくし、メラニーを守ってほしいという言葉は一生懸命守ろうとするので憎めない。そのくせ、妹の婚約者を簡単に奪ったりするし。
メイドのマミーにすら諫められているし。
喪に服すことすらままならず、喪服で踊っちゃうし。
でも誰よりも故郷を思う気持ちはあるし、実行力もあるし、強いなと思う。
東野圭吾の主人公の女性が強い(?)のに、スカーレットの影響があるという話を昔読んだ気がするが、まぁ変わった強さではあるが、多少のわがままも許せてしまうというか。南北戦争の大変な時期に、メラニーの子供を産むのを成功させたり、根性がすごいとは思う。
最後の最後でバトラーへの愛に気づくらしいが、それも「あれ?アシュレーって私のこと好きじゃないの?もっと早く言ってよ」的な感じで、観ているこっちと感覚が違いすぎて、笑える。強いわ。
旦那はスカーレットの「家族誰も飢えさせない!」みたいな中間の当たりは感動したらしいが、それ以外はもう、びっくり!って感じだったよう。
でも、何があっても、希望を捨てない感じはやっぱり素敵だと思った。
終わり
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