雰囲気を変えて
今日は外で日記を書いています。外と言っても、玄関から2、3歩外に出ただけなんですけどね。いつものiQOSを安い葉巻に変えて、文字を打っています。
ちょっとまだ夜は冷えますね。昼はあんなに暖かいのに。昨日のverdeさんの日記、ウンウンと頷きながら読んでいました。どこか一つ逃げる場所というか、安心して過ごせるスペースがあると良いですよね。そこに行けなくても、そこがあるというだけで心理的に安心できるし、いざという時そこに逃げ込める。そんな場所があるのはとても大切だと思います。
おっ、葉巻の灰が足に落ちそうだ、危なかった。私の逃げ場所はどこだろうと考えていました。昔は酒場によく1人で逃げ込んでいたけど、今は夢の中が逃げ場所なのかもしれません。それか朝早く起きて1人で爆音でイヤホンをつけて音楽を聴いているときかな。
釣りという線もないことはないけど、私のターゲットとするハゼの時期はまだ遠く時期限定の逃げ場所だなぁ。
読書は逃げ場所にはならないかな。どうしても考え込んでしまうし、分析するくせがついてるから。
でも、1番は1人でこうやって葉巻でも燻らせて夜の闇の中にポツンといることなのかもしれません。何をするわけでもなく、ただ自分の吐いた煙がどこにいくのかをなんともなしに眺めている。そんな時間がわたしのいつでも作れる逃げ場所かな。
中原中也の詩にこんなのがあります。
本当に思えば遠くに来たもんだ。生まれ育った福島より東京で過ごした時間の方が長くなったんですもの。こんなことを思う夜は葉巻の匂いと死の匂いが深く立ち込め、わたしの周りを取り囲みます。いけない一歩を踏み出す前に日記を終わることにしましょう。あぁ、寒かった。プチ・フランス語講座は次回から再開するとしましょうかね。
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