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instagramの投稿を可視化してみよう

今回はdata saberのコミュニティ活動#1ということで、instagramの投稿を取得し、tableauを用いて可視化するまでの流れを書き留めたいと思います
今回作成したVIZはこちら

instagramの投稿データを取得する

instagramの投稿データはfacebookのGraphAPIを用いて取得することができます。各投稿のデータに関しては、ビジネスアカウントかInstagramクリエイターアカウントに限り取得でき、いいね数やコメント数などを取得することができます。詳細は例えば以下のリファレンスを参照してください

まず、初めにfacebookのアカウントやinstagramのプロアカウントを準備する必要がありますが、その詳細については例えば以下の記事が参考になります

準備が完了しましたら、APIをもちいてデータを取得します。以下にpythonを用いてデータを取得するコードの一例を示します
この例では2023年度のヴィッセル神戸の公式アカウントの投稿データ(いいね数、コメント数、投稿本文、投稿時間)を取得するように指定しています
limitの上限の正確な情報は把握してませんが、5000くらいなら取得できました

def create_url(account_name:str,since:str, until:str, limit:str, instaBusinessId:str, accessToken:str):
    """
    account_name : インスタのアカウント名(@につづくやつ)
    since, until : unixtime, since~untilまでのデータを取得
    limit : 取得する投稿数
    """

    base_url = "https://graph.facebook.com/v20.0/"
    query_fileds = f"fields=business_discovery.username({account_name})"
    media_fileds = "{media." + f"since({since}).until({until}).limit({limit})" + "{caption,comments_count,like_count,timestamp}}"
    token = "access_token=" + accessToken

    request_url = base_url + instaBusinessId + "?" +  query_fileds + media_fileds + "&" + token
    return request_url

instaBusinessId = "your_businessID"
accessToken = "your_accessToken"
request_url = create_url("visselkobe","1672498800", "1688137200","1000",instaBusinessId,accessToken)
headers = {
    "Content-Type": "application/json",
}
response = requests.get(request_url,headers=headers)
print(response.json())
  

tableauで可視化する

tableauで取得したデータを連携し、ビジュアライズします。
今回は2023年J1リーグの18チームの公式アカウントの投稿を取得しました。いいね数が各チーム、そして投稿時期によってどう変化しているのか気になったのでそれをビジュアライズしてみました

見てみると、上位のチームほど、いいね数が多い傾向にあるようです。感覚的には理解できますね
下位のチームでもガンバ大阪や川崎フロンターレはいいね数がおおく、ファンが多いことがわかります

また、12月にかけていいね数が増えていくチームが多いのも面白いところです。12月はシーズンの終了月ですので、いいねしたくなるような投稿が増えるのでしょうか、はたまたファンの心境に変化があるのでしょうか

1投稿当たりの平均いいね数

URLを埋め込む

私の理想としては、グラフ上のチームを選択すると、右側にinstagramのページが表示されるようなVizを考えていましたが、web上ではinstagram側の設定で拒否されるようです。。。残念

ローカル環境のtableau public
webサイト上のviz

右側に表示できないということで、違うタブで開く設定にしました。各チームのinstagramに飛べるというだけでも最低限の要望はかなえられたかなと思います
ちなみに、instagramのURLは
https://www.instagram.com/(your_usename)
という形式になっています。ちょうどusernameはAPIから取得する際に使用したので、それを流用しました。
(Teamという変数にinstagramのusernameが入ってます)

URLアクションの設定

おわりに

今回はinstagramからデータを取得しtableauで可視化するまでの手順を書き留めました。
次回はinstagramのデータを利用して可視化することをテーマに、もうすこしVizの工夫などに触れる記事にしたいと思います

#DataSaber #instagram


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