きょうのまなび #Re:19
"インスピレーション"
それは「思いつき」や「ひらめき」なんて言われています。
まさにその通りで、例えば何かを創造、思索する上でまるで天から舞い降りたようにアイデアが浮かぶことがあると「ピンときた!」って表現しますよね。
この「ピン!」というひらめきこそがインスピレーションなのです。
よく使われそうな言葉ですがその使い方は様々で、類義語などとの関係もややこしいんです。
「思いつき、ひらめき=インスピレーション」なのであれば、アイデアもインスピレーションなのではと思いがちですがそうではありません。
アイデアは考えた上での思いつきです。インスピレーションは考えずにパッと浮かんだ思いつきです。
要は、理性が関わっているかいないかの違いです。
あとは使い方ですね。
「(インスピレーション)が湧く、を与える、高める」と言った具合です。
"湧く"というと、何も無い状態からパッと浮かんだ様子を表しています。
"与える"というと、相手にいいアイデアや考えを思いつかせるような刺激を与えるということを表しています。
"高める"というと、インスピレーションを湧かせる為に脳神経系を整え、良い状態を作ってあげることです(瞑想やジョギングetc.)。
インスピレーションは、必要な場面では重宝するものです。
人間はどれだけ悩み、考えようとも、自分の経験や知識以外のことが出てくることはありません。
インスピレーションが働くと自分の意識下には無い(理性抜きの)思いつきがパッと浮かぶ、これはビジネスにとってもすごく大事なことです。
ただそのインスピレーションが必ずしも有効かどうかはまた別の問題です。せっかく浮かんだインスピレーションを生かすも殺すも自分次第であることは常に念頭に置いておくべきですね。
ちなみにインスピレーションは「超自然的現象」とも言われていて、多くのメカニズムはまだ解明されていないそうです。
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