きょうのまなび #Re:21
デザインは「課題解決行為」である。
だからデザイナーは課題を解決してあげる人。
ポスターやWebサイトは課題を解決する手段のひとつ。
デザイン力アップには、課題解決プロセス(手順)に必要なスキルを早いうちに獲得するということ。
これを身につけると課題解決に関わる人達と意思疎通が用意になり、業務の効率化、高精度化につながる。
課題解決プロセスには「観察する、まとめる・仮説を立てる、発想する、表現する」と大まかに4つ挙げられる。
デザイナーの自己研鑽としては最後の「表現する」が多く行われる。どうすればシンプルでかっこいいキレイなデザインをできるかをインターネットや書籍で学ぶ人も多いはず。
しかし「表現する」というのはあくまで課題解決プロセスのひとつであって、プロセス全てでは無いので上記の4つを全てスキルとして持ち合わせることが理想的である。
デザイン力とはこの4つの総合値。
デザイナーは「表現する」スキルが上がり、経歴を積み重ねる毎に「観察する、まとめる・仮説を立てる」の方に流れる傾向があるので、「表現する」スキルのみを持っていても役割不足になりかねない。
課題解決スキルを身につけるには「表現する」スキルだけでなく、時には営業マンやリサーチャー、プランナーが行っている他の課題解決プロセスを学ぶことも必要になってくる。
では「表現する」スキル以外に学ぶべきスキルはどう学べばいいのか。
それは簡単で、実際の営業マンやリサーチャー、プランナーを捕まえて話を聞けばいい。
リサーチャーからは「観察に必要なスキル」を、プランナーからは企画する上でのフレームワークを。
デザインの依頼を受けた時に、グラフィックデザインならヒアリングが1番重要になる。
とにかく一つでも多く情報を聞くことで本題である「表現する」ことにいい意味で制約が入りし易くなるということ。
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