きょうのまなび #9
今日は経営の基本であるマーケティングの基礎を少々。
商品やサービスを提供するにあたって必要不可欠な"マーケティング"
マーケティングとは、単純に「商品、サービスの販売戦略」のことです。
5W1Hとまでは言いませんが、大まかに「何を、どんな人に、どうやって知ってもらい、いくらで、どう売る」のかを考えることがマーケティングの中身です。
1.商品、サービスの作成
商品やサービスを作る時に、自分本位になっていませんか?
「俺だったらこうする!」「私だったらあのデザインがいいなぁ」
正直、こういった考えで作られた商品、サービスが売れる可能性は低いです。
それは何故か?
答えは簡単、「自分が作りたいものを勝手に作っているだけ」だからです。
あくまでも「人々が求めるものをつくる」というのがビジネスの基本です。
なので「俺はこうしたい、私はああしたい」という自分本位で作ることは、ビジネスではなく趣味です。
もちろん自分で考えて作るものではありますが、私情を混ぜた「自分本位」なものでは誰も買ってくれません。
世間の人々が何を求めているのか?この世の中のニーズに的確に答えてあげれば、自ずと利益として繋がってきます。
2.集客のしくみ
商品、サービスを作ったあとに重要な"集客"。
この集客をどうするかを決めるのも経営において必須です。
新聞広告? TVCM? SNS? インフルエンサー?
インターネットが無くてはならない現代では、一昔前と比べ、様々な集客方法を選択できます。
もちろん宣伝活動も大事ですが、それよりも大事なのが、
"実際に商品、サービスを買ってくれたお客様" です。
自分の商品やサービスを身をもって体験してくれたお客様の「声」は、どんな宣伝よりも力があります。
所謂、「口コミ」です。
そのため、そのお客様が周りの人につい言いたくなるような仕組みを作ることがとても重要です。
3.価格設定
「値決めは経営である」
京セラの創業者である、稲盛和夫氏のことばです。
利幅を少なくして大量に売るのか。少量しか売らないが利幅を大きするのか。
価格の設定は無限にある中で、ベストな価格を選択するのは非常に難しいことです。
自分の作った商品、サービスの価値を、正確に認識した上で、お客様と経営者の双方にメリットがでる最大値を設定すべきなのです。
高すぎるとお客様は買いません。安すぎると経営者に利益が出ません。どちらも幸せになるような値決めが求められます。
to be continued…