【パン屋のレシピ】さばラタトゥイユ
兵庫県西宮市でサンドイッチと食パンのお店 Breadart をやっています。人気のサンドイッチ具材「さばラタトゥイユ」のつくり方を紹介します。
ラタトゥイユとは夏野菜のトマト煮込み。フランスの郷土料理です。これだけでもおいしいのですが、さば水煮缶を加えることでおいしさのレベルが爆上がりします。トマトソースと魚介の旨みは相性良し。きのこも加えてさらに美味しく😋
この料理のうれしいところは冷やしてもおいしいこと。むしろ冷やしたほうがおいしい説も。だからつくりおきにも最適です。
こちらがレシピです。
【材料】
なす: 1個
黄色パプリカ: 1個
かぼちゃ: 1cm幅分
しめじ: 1パック
なたね油: 大さじ1(焼き野菜用)
なたね油: 大さじ2(玉ねぎ・にんにくを炒めるとき用)
玉ねぎ: 中 1/2個
にんにく: 1かけ
トマト缶: 1缶(400g程度)
さば水煮缶: 1缶(170g程度)
固形ブイヨン: 1個
塩: 7g(小さじ1強)
砂糖: 小さじ0.5
乾燥オレガノ(もしくはバジル): 小さじ1程度
ローリエ: 1枚
【つくり方】
・パプリカ、かぼちゃ、なすを1cm角に切る。しめじの根本を切り落としほぐす。玉ねぎ・にんにくはみじん切りに。
・熱したフライパンになたね油大さじ1を入れてパプリカ・かぼちゃ・しめじ・なすに焼き色つける。
・別の鍋になたね油大さじ2、にんにく、玉ねぎを入れ中火で軽くきつね色になるまで炒める。
・トマト缶・さば水煮缶(水を切る)・固形ブイヨン・塩・砂糖・オレガノ・ローリエを投入。中火で煮立たせて弱火で30分煮る。
・途中でトマトとさばを崩す。15分程経過したら焼き野菜を投入して軽く混ぜ合わせる。
・合計30分煮たら完成。ローリエは取り除く。
それでは、順を追って説明します。
まずは野菜をカット
まずは野菜を切ります。パプリカ・かぼちゃ・なすは1cm角に。しめじは根本を切り落としてほぐします。玉ねぎ・にんにくはみじん切り。(写真は切り方が微妙に違うのですが気にしないでください。)
野菜に焼き目をつける
熱したフライパンになたね油を大さじ1入れて、まずはパプリカ・かぼちゃ・しめじを投入して軽く油に馴染ませます。つづいてなすも投入して強火で焼いていきます。なすが油を吸いすぎないよう投入タイミングをずらしています。(上の写真ではナスを入れ忘れてます😅)
焼き目をつけるコツは、できるだけ触らないこと。フライパンに具を広げたら、しばらく触らずに放置。焼き目がついたら具を返して広げてまた放置、という具合に焼いていきます。鉄のフライパンを使うと焼き目をつけやすいです。
ところどころ焼き目がついたら取り出して置いておきます。
次に玉ねぎ、にんにく
次に、鍋か深型フライパンになたね油大さじ2と玉ねぎ・にんにくを入れ、軽くきつね色になるまで中火で炒めます。
トマト・さば投入
トマト缶、水気を切ったさば水煮缶、ブイヨン、塩、砂糖、オレガノ・ローリエを投入します。中火にして煮立ってきたら弱火にします。ここから合計30分煮ます。焦げ付かないよう、5分置きくらいに鍋の底と側面のソースをスパチュラ等でこそぎ落とします。
さばはほぐしてください。ホールトマト缶を使った場合、10分くらい煮たら崩せるようになるのでこれも崩します。
トマト缶について、カットトマトは崩す手間がなくて楽ですが、カットトマトでよく使われている丸い品種のトマトより、ホールトマトで使われている細長い品種のトマトのほうがおいしく仕上がります。創健社の有機ダイストマト缶はドゥチェット種というトマトで、ダイス状で楽なのにホールトマトと同じくらいおいしく仕上がるのでオススメです。
固形ブイヨンについて、なんでも良いのですがオーサワの野菜ブイヨンがシンプルなスープにしてもおいしいので常備して愛用しています。
焼き野菜を戻し入れてさらに煮る
15分くらい経ったら最初につくった焼き野菜を投入して優しく混ぜ合わせます。更に煮ます。
完成
合計30分煮て完成です。ローリエは取り除いてください。
パンとの相性は抜群。Breadartのプレーンローフはもちろんのこと、カンパーニュやパン・コンプレ、ドイツパンなど、素朴なパンと組み合わせてみてください。つくりおきしておけば朝ごはんや在宅ワークのランチにも便利ですね。パスタに合わせてもおいしいですよ。
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