口だけ出して、手を出さない人達
仕事をしてると、コンサルみたいに、
アイデアだけ出して、実際やるのは違うチームとか、
違うポジションってこと、あると思います。
で、やらされる側が、いつも思うのは、
絵に描いた餅ばかり話しやがって。とか
机上の空論が空回りしまくってるんだよ、
ってこと。
実際にやってみるとうまくいかない事もあるし、
やり始めてうまくいかないからその調整に、知恵とか人間力が問われる場面があったり、
アイデアはあってもそれを具体的に実現する詳細な方法までは決められてなくて、そこが結局知りたいのに、それを語らずアイデアだけなら誰でもとっくの昔から分かってるねん、ってこと、
よーくありませんか?(笑)
しかも、それが成功したら、
自分がやった事みたいに成果をぶんどっていく人達。
こういう間接部門にいる人達は、
構造上、自分たちで実行できない。
出来ないが故、
プロジェクトマネージメントという、
あまり価値を生まない事を価値だと言い張り、
オペレーション部門から反感を買い、
いつも言う事を聞いてもらえず、
結局、そのプロジェクトは頓挫する、
或いは思ったほどの結果が出ない、という
結果に陥ることがあります。
うまくいくプロジェクトと、
うまくいかないプロジェクト。
違いはなんでしょうか?
もちろん、内容の差もあります。
いかにも筋が良くて、
誰がやってもある程度、
成功するプロジェクトがある。
でも、それよりも成功、失敗を左右するもの。
それはプロジェクトをリードする人の
人間力に依存すると思います。
現場サイドからすると、
この人のためならやってあげてもいいな、
って思う人がたまーにいます(笑)
たまーにしかいないのは、
やっぱり自分で成果をぶんどっていこうとする。
Giver か Takerでいうと、
確実にTakerな人。
だからと言って、Giverが成功するわけでもない。
Goal orientedでCustomer Firstな人を、
一緒に成功させたいと思うものだ。
仕事のプロは、やはり同じレベルの
高い成果を出せる人を好む。
面倒見てやろうか、と思えるタイプの人間的可愛さが
あれば、いっちょやったろか、って思うが、
なんとなくそういう人、少ない。
営業会社にいた時は、
さすがに人懐っこい、人間味溢れる人が多かったが、
外資系の、この会社はさっぱり、
ビジネスライクな人が多い。
営業会社に戻りたいなと、思う事が、
最近何度かあるのは、こういう時だなぁ。