コロンブスを聴くと泣きそうになる
Mrs. GREEN APPLEのコロンブス
突き抜けてポップな曲調が特徴的な曲だが、産みの親、大森元貴はこの曲を聴くと「泣きそうになる」そうだ。
その意味がリリースから3ヶ月半経ってようやく分かってきた気がする。
確かにこの曲、泣きそうになる。
思わず踊り出したくなるような曲で、ポップな故の多幸感。
ただ、それだけでは涙腺は緩まない。
コロンブスが生み出す多幸感は、どこまでもリアルなのだ。憂いに裏打ちされた狂おしいほどに現実味のある多幸感が、ポップで何かを誤魔化すかのような寂寥感を纏った多幸感が、涙を誘うのだ。