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とはずがたり vol.4
3ヶ月ぶりの更新となる「とはずがたり」シリーズ。タイトルだけは1丁前だが、要は無題。しかも1丁前であるタイトルすら先人から拝借したものなのだから、合わせる顔がない。
大学の昼休み、時間が空いたので書いている。
昨日は夜遅くまで勉強していた。なんのためか。今日の5限のミニ発表に備えてである。
発表資料を作成していたのだが、資料作成はシャトルランと同じでゴールがない。頑張れば頑張るだけ良いものになる。
そのまま5時間ほどの睡眠で二限に出席していた。普段なら確実に休んでいた授業にわざわざ睡眠を削ってまで出席した理由は何か。
同期の発表を聞くためである。同期の発表を聞くためにわずか4分の遅刻という、今期最早タイムでの登校に成功したのである。
難点といえば、その同期がなかなか心を開いてくれないこと。今日も発表終わりに声をかけようとしたところ、気付いたら教室を去っていた。
向こうから話しかけてくることはまずない。
二限終わり、一緒に昼ご飯を食べに行ってもいいじゃないか、と思うがいつもそそくさと帰られるので声をかけるのですら精一杯という状況。なんなんだこの距離感は。
ということで今日も教室で1人ご飯を食べている。
12月後半ののシフトを提出しても、1人の事実は変わらない。
12月はかなり忙しい期間になる。気を張らないといけない。お坊さんですら走っているんだから、学生はもっと頑張らないといけないと自分を戒める。
冒頭の写真は昨日大学から撮影した山の写真だ。12月とは思えないほどの葉の緑具合。落葉樹は絶滅したのかと錯覚してしまう。最近の落葉樹は秋がないために紅葉する機会を逃して散っていくようだ。
紅葉を楽しめるのもあと幾年の話なのか。四季なんて言葉もまやかしにしか聞こえない。四季という言葉を発明した人が現代を生きていたならば、季節を4つだとは感じなかっただろう。清少納言のかの有名な随想も3篇になっていただろう。
結びに変えて、今聴いている曲を。