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仕事を辞めた話と父親について
家の仕事もある程度落ち着いたので、ここらで報告的なことを
タイトルにもある通りですが、仕事を辞めました。
正式には8月のお盆あたりから有給消化期間に入り、10月から無職になりました。
なぜ辞めたのか、
色々ありますが、1番は父親のこと。
3月中旬、父は白血病と診断されました。
2月頭に僕が風邪をひき、それをもらう形で父も風邪をひいたのですが半月以上経っても治らない。
むしろ寝込んでしまい仕事も休む程。
いろんな病院に行った中で最終的に白血病と診断されました。
幸いにも重度のものではなく、頑張れば今まで通りの生活ができるとのこと。
そこは一安心だったのですが、別の問題が我が家に上がりました。
それが米作りのこと。
我が家では昔から米農家も兼業しており、そのほとんどを父が担ってきました。
しかし年を重ね、少しの作付面積でも厳しくなってきました。
本人はまだまだやりたいけど、母は米作りを辞めるよう言ってきました。
そんな中での白血病。
入院したその日のうちに家族会議。当然上がってくる米のこと。
話し合った3月中旬はその年の作付面積を決め、それに見合った種籾の準備をし始める時。
つまりここで今年米を作るか、もしくはこれを機に辞めるかの岐路に立ったのでした。
結局その日は何も決まらず。
ちなみに自分が秋田に戻った大きな理由でもある「米を作りたい」という気持ち。
今までは仕事のせいにしてロクに手伝いもしてこなかったけど、ここで本格的に手伝った方がいいのか等、混乱しながらも色々悩みました。
翌日母が病院へ行き、父と話した中で出てきたのは「治ったらまた米を作りたい」という言葉。
それを聞いた時、辞めるという選択肢は家族内で自然と無くなりました。
そして翌日、「今年は自分が米を作る。いつもより面積を減らしてでもやる」。と家族に伝えました。
しかし、自分の性格上仕事もしながら米作りも同時進行で行える程器用ではなく、
前々から思っていた細かい不満が重なっていたこともあり、仕事を辞めることを決意。
何度も引き留められましたが気持ちは変わらず。
幸か不幸か、新型コロナの影響でイベントの見送りや外出自粛が重なったため、農業に費やす時間は結構ありました。
種播き、田植え前の準備〜田植え、除草作業、稲刈り、出荷準備や後片付けなど、
ほとんどの仕事を終え、ある程度区切りがついたのでこうやって文章にしました。
テレビなんかでは今年は過去最高の出来なんてながれてますが、うちの米は散々で、またリベンジしたいと思っています。とにかく悔しい。
ちなみに今は求職中です。日祝休みで良い仕事があれば教えてください笑(ちゃんと就活もしてるよ)
文章はごちゃごちゃしてますが、ひとまず報告までに。