「余白」と「空間」
「余白の美学」という言葉が存在する。
日本独特の美意識観が産み出した美学だが、一体どんなものだろうと脳内で知っている「余白」の情報をミキサーにかけて濾してみた。
僕は軽度のミニマリスト症候群だ。
物がoutしていくことで、インテリアとして飾っている「となりのトトロ」の猫バスたちにスポットライトが当たり、後光がさしたかのような存在感を放ち始める。(僕がとてもジブリが好きな話はまたいつか🌱)
各カテゴリーのインテリアたちがそれぞれの個性のもと、どこでも主役になれるくらいのポテンシャルを発揮できるのが「空間」だ。
そのエキスパートたちに囲まれながら佇んだ時、スッと頭と心が軽くなる。
【「空間」を作ることは、自身を含めたインテリア軍の士気も高めてくれるんだっ!】
そう感じてから今日までミニマリストっぽいことを続けている。
生け花、枯山水、日本芸術。
全てに「余白」と「空間」が広げられていて、日本特有の観念【侘び寂び】を感じさせてくれる。
海外にも日本の「余白」は周知されている。
海を渡る綿毛となったのは、僕がユニクロと同じくらいに大好きな「無印良品」だ。(あんなに魅力的なブランドあるっ?)
印がないMUJI(無)という「余白」。
文字通り、ロゴなどは一切入っておらず(物によっては入ってるか🤔)シンプルを主体としたデザインが多いが、これが海外でも人気を博している。
シンプルというと、apple製品もそうだ。
スティーブ・ジョブズ氏が作り出したシンプルで無機質すぎるiphoneを皮切りに、その魅惑的なボディを武器に毎年全世界の人々の心をときめかせている。
シンプルも空間も余白も、全てが連結された一台の電車である。
そのどれもが現代の中で魅力を引き出すためのツールとして用いられ、愛されている。
「余白の美学」
意識しすぎると、ミニマリスト症候群が進行しそうなので今のまま「余白」を楽しもう🌱