一部分だけをみないようにしよう
こんにちは。高良です。
起きてしまったものは仕方がありません。何を言ったとて全ては結果論です。過去に戻れることはないのです。
しかし、人は往々にして一つのミスや失敗への叱責を行いがちになってしまいます。
その現象や出来事に対してのみ強烈なまでのスポットライトを当て、前後をバッサリと切り落としてしまうのです。
果たして、本当にそれが全てなのでしょうか。
確かに失敗した出来事に決定打を打った人が悪く見えるのは仕方がありません。当然そこに非はあるでしょう。
ただ、それだけではないはずです。
例えばスポーツにおいてミスが発生した時、その場面のみを切り取ってミスを責めることが多いけれど、実際にその現象が起こる直前には何かしらの過程があります。
個人スポーツの場合はおそらく簡単に自分自身にベクトルを向けることはできるはずですが、チームスポーツともなれば周りに責任の所在をなすりつけることはいともたやすく行うことができます。
だからこそ、その一場面を切り取るのではなく、一つのストーリーとして世界を観ることが大事だと言えます。
これは、自分がミスをしてしまった場面もそうですが、そうでない場合に反省する為にも必要な考え方です。
それができればもっと良い反省ができるようになると思います。
最近、チームメイトとの会話でこのように考えるようになったわけですが、まだまだ自分に全てのベクトルを向けるまでには至っていません。
ただ、この積み重ねにより表面上の課題ではなく、より深い所で課題を捉え本質に迫ることができるようになりたいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。