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【Jリーグ】昇格王は誰だ!?【黙って俺についてこい】

前回、多重降格経験者について調べました。

そうなると、気になってくるのが多重昇格者ですよね?我がジェフユナイテッド千葉は1度も昇格できてないのに、何回も昇格している選手がいるというのです。嫉妬で気が狂いそうになるのをなんとか唇に安全ピンを刺すことで我慢しましたが、本当にうらやましいです。

というわけで、昇格回数も調べてみました。数字的なものではすでに小中先生が出しているのですが、あちらは出場があった年だけ換算ということです。こちらは所属しているだけの巻き込まれ昇格も回数に入れていきます。データの正確性では叶いませんので、後は文章に時折挟む小さなエロネタで勝負します。

今思ったのですが、昇格よりも先に降格をやったという自分の性根についてはいかがなもんだろうと。まあ、でも仕方ないですね、もう直りません。

J2からJ1への昇格(1999-2020)、JFLあるいはJ3からJ2への昇格(1999-2020)、JFLからJ3への昇格(2014-2020)をカウントしています。基準は昇格年に最後までそのチームにいたかどうかです。なのでシーズン当初にいたけど、途中で移籍とかはカウントなしですね。逆にシーズン途中から来て最後までいた場合はカウントします。あと、さすがに特別指定で出場なしの年は今回は除外しました。

それでは、昇格を決められる決定力のある男たちは誰なのか!4回以上の人たちを紹介します!監督もやるよ!全員ジェフにきて昇格させろ!


高松大樹(4回)

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2002年大分、2011年FC東京、2012年大分、そしてJ3に落ちた大分を2016年に再びJ2に昇格させたところで引退しました。2011年、2012年の違うチームでの連続昇格が熱い。日本代表に選ばれたこともあり、まさに「ミスタートリニータ」。21世紀の大分トリニータの顔の1人でしたね。割とヒール寄りのプロレスラーみたいな顔してますが、気にしないようにしましょう。前線でのポストワークがうまい、頼りになるターゲットマンでした。現在は大分市議会議員を務めています。昇格力を生かしてることでしょう。


星大輔(4回)

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2005年と2007年に京都でJ1昇格、2008年に栃木、2011年に町田でJ2昇格をしました。キャリア最初が横浜FMなんですね。めっちゃ男前のサイドハーフという感じでした。怪我が多かったのが残念でしたね。現在は東京都議会議員を務めているそうです。しょっぱなから議員連発。やはり男前は選挙も強い。というか、多重昇格経験者、議員なる率高くない?あと、星大輔という名前の大正義感がすごいですよね。強い名前。

田原豊(4回)

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2005年と2007年に京都、2009年に湘南、そして最後に2015年に鹿児島をJFLからJ3に昇格させて引退でした。「田原豊を諦めない会」の会長としてはここで名前が出るのかと感慨深いものがあります。身体能力が日本人離れしていて、半径1m以内ならワールドクラスでしたね。最後の鹿児島は怪我で1試合のみの出場で昇格という「棚ぼた昇格」でした。現在は都内でサラリーマンをしているそうです。大丈夫なのか。

城後寿(4回)

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2005年、2010年、2015年、2020年いずれも福岡でJ1昇格。ていうか、福岡はほんとに5年単位で昇格してるんですな。ワンクラブマンとして福岡の4回の昇格すべてに立ち会っているのはさすがの一言。うまいかうまくないかでいったらそんなにうまくはないのだけれど、とにかく魂を感じさせてくれる稀有な選手ですね。福岡は次は2025年に昇格でしょうか。その時にもぜひまだ現役でいて欲しいものです。

岡山一成(4回)

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札幌でのカウントを忘れていたので追加。2004年川崎、2005年福岡、2006年柏、2011年札幌でJ1に昇格。2004-2006の3年連続昇格は圧巻で、おそらくJリーグ史上唯一の選手なのではないでしょうか。CBとCFを兼務するとにかく高くて強いプレーが持ち味。ゴール裏をメガホンで煽る通称「岡山劇場」も有名な熱い男でしたね。ちなみに、ここではカウントしていませんが、奈良クラブでは2014年にJFLへの昇格も経験しています。現在はVONDS市原の監督を務めているそうです。マジかよ。

荻晃太(4回)

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「はぎ」ではなく「おぎ」。2006年神戸、2010年と2012年に甲府、2017年に名古屋で昇格を経験しました。特に甲府での印象が強いですね。男前なGKでプレー自体はあんまり記憶がありません。ジェフユナイテッド千葉が昇格を阻まれている1つの要因が荻晃太だという可能性もあります。現在はキャリアを始めた神戸に戻って、サッカースクールでコーチをしているようです。Twitterの更新は途切れているので、そろそろなんか呟きましょう。

藤田征也(4回)

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2007年札幌、2014年と2017年に湘南、2020年に徳島でいずれもJ1に昇格。湘南関係者多すぎんか。右サイドのスペシャリストという感じで、U-20の代表に選ばれていたこともありました。そこそこ人相が悪いですが、所属した4クラブ中3クラブでの昇格という生涯昇格率は中々ではないでしょうか。まだ34歳なので、最後にもう1昇格行きたいところですね。ジェフユナイテッド千葉なんてどうでしょうか。

山下達也(4回)

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2009年と2016年にC大阪、2011年に札幌、2019年に柏、と3チームでいずれもJ1に昇格。かなりスピードのあるセンターバックで、日本代表に呼ばれたこともありました。昔は頭をちょんまげにして恐ろしい勢いで追ってくるので、なんかそういう妖怪っぽかったです。だいぶ前からいる印象なのですが、まだ33歳ですか。今年の柏では出場機会が全然ないっぽいので、移籍して5度目の昇格を狙ってはどうでしょうかね。ジェフとか、どうですか。

木島良輔(4回)

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ヤンチャといえばこの人という木島良輔もランクイン。2002年大分、2007年東京V、2011年松本、2013年讃岐で昇格を経験。かなり昇格させているのにその年でクビになっていたり、その後空白期間があったりというケースも頻繁で、会社の面接だと色々突っ込まれそうです。ヤンチャもほどほどにというところでしょうが、年取っても全然見た目が落ち着いてなくて最高です。ドリブルでの推進力はすさまじいものがあり、デビューした横浜FMでとにかくドリブルで突っ込んでく姿は異常な迫力がありました。現在はAC MILAN アカデミー千葉のGMをやっているそうです。そんなんあるのか。

鎌田翔雅(4回)

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2009年、2012年に湘南、2016年に清水でJ1に昇格。そして、2020年には秋田でJ2に昇格しています。サイドの職人といった感じの安定感のあるサイドバックでしたね。ちなみに所属6クラブ中3クラブを昇格させている鎌田翔雅選手はジェフユナイテッド千葉にも所属していたのですが、そこでは昇格させてくれませんでした。どうしてですか。今年は福島ユナイテッドFCに移籍してがっちりとレギュラーで活躍してるようです。さすが。

中村祐也(4回)

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2009年、2012年、2014年に湘南、2015年に町田でJ2昇格を経験しました。湘南経験者多す(以下略)。テクニカルで走れるFWという感じの印象でしたが、元は浦和なんでしたっけね。2009年の昇格時には44試合に出場と、主力中の主力だった模様です。ちなみにJリーグには元京都、長崎の中村祐哉という選手も昔いて、顔も若干似た系統なので要注意です。現在は埼玉県社会人サッカーリーグのアヴェントゥーラ川口で活躍しているようです。

島村毅(4回)

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2009年、2012年、2014年、2017年の湘南のすべての昇格に立ち会った伝説の男。湘南落ちすぎ、そして上がりすぎ。さすが最多昇格&最多降格回数を誇るチームです。湘南のDFといえば、島村毅という印象でした。ワンクラブマンなのかと思いきや2011年にちょっとだけ徳島に行っていたのは全然知りませんでした。現在は湘南でフロントスタッフをやっているようです。笑顔がすてき。


斉藤大介(5回)

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さあ、ここからは5回でキングたちの登場です!まずは多重降格経験者でも出てきた斉藤大介!2001年、2005年、2007年と京都のすべての昇格を経験し、その後2009年仙台、2013年徳島で昇格をさせました。2001年は出場がなくて棚ぼた昇格感がありますが、他は全て完全な主力としての昇格なので文句なしでしょう。ユーティリティーすぎて、キッチンには斉藤大介だけあれば炒め物も煮物もなんでもいけちゃうレベルですよ。ちなみに昇格と降格を合わせて9回は最多タイ。もはや「昇降格の鬼」と呼んでも差し支えないのではないでしょうか。エレベーター会社は上級顧問として雇ってみてもよいのでは。

大久保裕樹(5回)

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2003年広島、2005年、2007年に京都、2013年に徳島、2014年に松本と計4チーム、合計5回の昇格を経験しています。2002年市立船橋高校で、増嶋竜也やカレン・ロバートとともに選手権優勝したのが印象的でしたが、プロでも大記録を打ち立てましたね。非常に頼りになるDFで、足を刈る必要がある時には躊躇なく刈る潔さが見事でした。ただですね、大久保裕樹が所属した中で栃木と我がジェフユナイテッド千葉だけが昇格してないんですよ。僕の出身地である栃木と、応援している千葉だけが昇格させてない。どういうことなんでしょうか。どういうことでもないんでしょうけど。ちなみに大久保裕樹は昇格回数-降格回数の「昇降格指数」が最も良い+3でした。他には菊池大介や星大輔が当てはまります。逆に最も悪いのは-3で中村北斗とか大久保嘉人とか水谷雄一とかあのへんです。現在はジェフユナイテッド千葉の強化部にいるそうです。がんばって強化して!

高橋泰(5回)

【讃岐】ブロゴラ1121

「ゆたか」と読みます。2003年広島、2004年大宮、2007年熊本、2010年福岡、2013年讃岐と5回の昇格を経験。全部違うチームというのはすごいですよね。最多です。流浪のストライカーという印象が強いですが、計7チーム所属なので、印象でもなんでもなく事実でした。ただ、そのうち5チームを昇格させてるのだからたいしたものです。かなりの高確率と言えるのではないでしょうか。降格も2回しているので、昇降格指数は+3。合計7回絡んでるのもポイントが高いですね。四の五の言わずに点を取るボックスストライカーでした。現在は熊本でトップチームのコーチをやっているようです。

パウリーニョ(5回)

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外国籍選手では唯一のランクインです。2005年、2007年京都、2010年甲府、2013年G大阪をJ1に上げ、さらには2016年に大分をJ2へと昇格させました。リーグの出場がなかったシーズンは最後の大分だけなので、かなりその関与度も高いのではないでしょうか。多重降格経験者のランクにも顔を出しているのですが、5回昇格させて4回落ちているので、昇降格指数はわずか+1ですが、合計の回数は9回と斉藤大介と並んで最多タイです。だからどうしたってわけでもないのですが、昇格あるいは降格ぎりぎりのチームが頼ってしまう絶妙な能力と価格帯なのでしょう。斉藤大介の設立したエレベーター会社で働いて欲しい。

菊池大介(5回)

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大介多くないか。2009年、2012年、2014年の湘南、さらに2019年柏、2020年の福岡での昇格と最近急激に記録を伸ばしてきました。2017年に浦和に移籍してなければ、湘南で昇格をして前人未到の6回昇格経験になったのに、と悔やんでも悔やみきれません。ただ、非常に若い時から湘南で試合に出ていたので、まだ30歳なんですよね。今シーズンは栃木SCにレンタルということなので昇格は厳しそうですが、これから昇格濃厚なチームにがんがん移籍していって、新記録を狙っていってほしいものです。それがジェフユナイテッド千葉でも私は全く問題がありません。

監督

さて、監督です!こちらも昇格の鬼たちが揃っていますが、同率3位から紹介していきましょう!

曺貴裁(3回)

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2012年、2014年、2017年と3回湘南で昇格を牽引。もはや湘南が昇格した年を完全に覚えてしまいました。ここはテストに出るので、みなさんちゃんとノートとっておいてくださいね。1つのクラブを連続した任期で3回昇格させているのは、前人未到のすさまじい記録です。ということは2回落としてるんですけど、そこはちょっと見逃しませんか?湘南は出禁っぽくなってしまいましたが、今年率いてる京都は現在J2首位であり、昇格の可能性充分です。ここで一気に決めて4回目となるとかなり昇格の魔術師感が出てきます。がんばっていきましょう。

石崎信弘(3回)

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石崎さんも同率3位!!最初旧字体と新字体の崎で分かれていて、回数がちゃんとカウントされてませんでした。Excelを惑わせるのはマジでやめてほしい。2006年柏、2011年札幌、2014年山形と3回の昇格。2回降格させているので、昇降格指数は+1となっています。合計5回の昇降格はやはりそういう極限状態で指揮を任されるという信頼の証でしょう。行く先々の屋台で色々と焼いてきたことかと思いますが、カターレ富山で昇格を成し遂げて喜びの4回目のテキヤパーティーをぜひしてほしいものです。

大熊清(3回)

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同率3位です!俺たちの大熊さんは、1999年と2011年にFC東京、2016年にC大阪を昇格させています。やはりね、大声だとか無のサッカーばかりが強調されるんですけど、とにかく結果は出すんですよ、大熊さんは。失敗したのは大宮くらいじゃないでしょうか。見てる間、無の気持ちと大声さえ我慢出来たら、なんとかしてくれるんです。え?ジェフユナイテッド千葉の監督にどうだって?いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやうちなんてとてもとてもとてもとてもとてもとてもはいはいはいはいはい、間に合ってます!サンキュー!サンキューな!!

反町康治(4回)

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降格の鬼は昇格の鬼でもありました。2003年新潟、2009年湘南、そして2014年と2018年には松本と4回の昇格はさすがの一言です。ソリボールは昇格に最適化したフットボールということが言えるのではないでしょうか。3回降格させているので、昇降格指数はぎりぎりプラスですね。トータルの昇降格回数は7回で、最多タイとなっています。現在は日本サッカー協会で技術委員長をやっているので、日本代表を昇格させてみてはどうでしょうか。どこに昇格させるのかは私は知りませんが。南米?とか?

小林伸二(5回)

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さて、1位はこの人、俺たちのコバさんでした!2002年大分、2008年山形、2013年徳島、2016年清水をJ1に昇格させ、2019年に北九州をJ2に昇格させました。トータル5回もすごいのですが全部違うチームというのは、本当に偉大な記録です。一応2回降格もさせているのですが、昇降格指数は驚異の+3で最多。合計回数も7回で反町さんと最多タイ。まさに昇降格の申し子と言っていいでしょう。インザーギはオフサイドラインで生まれたという話がありますが、コバさんは昇降格ラインで生まれた、そんな噂が出てもおかしくないというか俺が時々インターネットに流します。今年は北九州が大ピンチなので、さらに合計回数が増える可能性もありますが、できればコバさんには前人未到の6回目の昇格をどこかで成し遂げてもらいたいものです。さすがにもうジェフユナイテッド千葉に来ませんか?ねえ?お願いしますよ?ちなみに写真はなぜか仮装でメーテルになった小林伸二監督です。


以上になります!今年の昇格・降格レースが楽しみですね!勝点とかいいから早く昇格させろ!




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