ライブ配信事務所T.Kプランニング

ライブ配信事務所として、配信者さんのサポートを行っています! 普段のライバーサポートの中で感じたことや、ライバーの育成ノウハウなどをメモ書き程度に書き留めています。

ライブ配信事務所T.Kプランニング

ライブ配信事務所として、配信者さんのサポートを行っています! 普段のライバーサポートの中で感じたことや、ライバーの育成ノウハウなどをメモ書き程度に書き留めています。

最近の記事

ライブ配信事務所の役割とは?

事務所の役割についてたまに考えることがあります。 私の考える事務所の役割は2つです。 ライバーの自立と自律を促し、自分で稼げるライバーを育成すること ライバーに新たな可能性を提案すること 本来は、2を支援するのがライブ配信事務所だというのが私の考えです。 なぜなら、ライバーさんがライブをするのは、その先に目的や目標があるからです。 お金を稼ぐことが目標なのであれば、もっと稼ぐための方法を提案する。 有名になるのが目標であれば、どのような方法で名前を売っていくかを

    • 面談と電話とテキストでのコミュニケーション

      ライバーサポートを行う際は、基本テキストコミュニケーションが多いと思います。 これは非常に効率もいいですし、言った言わないもふせげるという意味ではおすすめです。 ただ個人的には、月に1回もしくは2回位は面談もしくは電話の時間を取るべきだと考えます。 多くの日本人はテキストコミュニケーションが苦手です。 これは日本語の言語的特徴もありますし、「話せば分かる」という昔からの日本文化の影響もあるのだと思います。 そんな我々が、ライバーさんとのやり取りをテキストのみに頼ってい

      • スカウトについて⑤

        スカウトについては最後になります。 「どうやって事務所所属の合意をもらうか」についてお伝えします。 営業の世界では「クロージング」と呼びます。 結論から言えば、「事務所に所属していただけますか?」と聞く必要はありません。 最後に聞くのは「ここまで特にご不明な点、ご不安な点がなければ事務所所属の具体的なお話に移りますが、よろしいでしょうか?」です。 「はい」といっていただければそのまま所属の案内に進みます。 この質問を最後に行うためには、面談時に何度か聞かなければな

        • スカウトについて④

          たまに、「面談のときにうまく話せなくてスカウトできない」という声を聞きます。 この場合はそもそも面談の目的が間違っているのだと思います。 面談は「説明」する場ではなく「納得」してもらう場です。 うまく話す必要は全くありません。 むしろ、相手の話を引き出して、不明な点や不安な点を解決してあげるだけでいいんです。 最低限の説明(報酬や契約期間など)は必要ですけどね。 うまくいかない原因のほとんどは、相手の話を引き出すことができていないから、こちら側の一方的な話になって

          スカウトについて③

          実践的な話に移ります。 スカウトを行う際には「マーケットはどこにあるのか」を考えてアプローチを行いましょう。 原則は「ニーズのありそうなところをマーケットにする」ことです。 例えば、ライブ配信のスカウトをするのにサラリーマンの男性のアカウントにDMは送らないですよね。 同じサラリーマンでも女性をターゲットにすると思います。 このあたりを考えると、おのずとターゲットになる層は見えてくると思います。 最後に、モノを売るときに一番簡単なマーケットについてお伝えします。

          スカウトについて②

          実践的な話に移る前にもう1つお伝えしたいことがあります。 スカウトを行う際には「仮説⇒実践⇒検証⇒仮説⇒・・・」のサイクルを回すことを行いましょう。 むやみにスカウトをするのではなく、「こういう人たちはライブ配信をやってくれそうだ」という仮説を立て、それを実践し、うまくいったかいかなかったかを検証し、再度仮説を立てるというプロセスを回し続けることで結果が出やすくなります。 このサイクルを回す上では「定量的結果に基づき検証を行う」ことは必須です。 「なんとなく反応率が悪

          スカウトについて①

          ライバーさんのスカウトについてもお伝えしていきたいと思います。 大切なことは、「継続すること」です。 営業でもそうですが、最終的に一番結果を残せるのは「結果を出すまでずっと継続できた人」です。 それだけ継続し続けることは難しいです。 DMであれば、1日10件でもいいですし、直接声掛けをするのであれば1日3人でもいいです。 とにかく「自分が求める結果を出すまで継続すること」が一番大切です。 スカウトを全く行わず、ライバーさんが獲得できるわけはありません。 まずは少

          ライバーさんが勘違いしやすいこと

          「これをやればすぐに効果が出て、絶対にうまくいく」という魔法のような方法はありません。 ただ、多くのライバーさんが「ある」と少なからず思っているのが事実です。 みなさんは初めてプールに入ったときから、クロールで25m泳ぐことができましたか?? 「一部の天才以外にそんな人はいない」と断言できます。 したがって、本来であれば、「ここまでこうなりたい」という目標を明確にして、それを達成するために一歩一歩進んでいくことが必要なんです。 ただ、ライブ配信の世界は平等ではありま

          ライバーさんが勘違いしやすいこと

          誰でもできるけど意外とやっていないこと

          担当のライバーさんは、配信の「記録」をつけていますか? 意外とやっていない人が多いですが、必ずやったほうがいいと思います。 やり方は簡単です。1冊ノートを準備して配信中に手に取れるところにおいておき、適宜メモしていくだけです。 ビジネスの世界では、1顧客に対してのプロジェクトが数ヶ月継続することは普通にあります。 その時に全く記録をとっておらず、前回の話を全く覚えていなかったり、前回の話で決まったことを全く実践できていなかったらどうでしょうか? おそらくビジネスマン

          誰でもできるけど意外とやっていないこと

          配信スキルは必要ない?

          サポート担当に配信スキルは必要ないのでしょうか? あったほうがいいとは思いますが、必須ではないと考えています。 なぜかというと、サポート担当に求められるのは配信スキルよりも、プロのリスナーになりきることだからです。 配信におけるテクニックなどは、本来ライバーさんが日々配信をする中で学んでもらうべきものです。 もちろん、初見さんへの挨拶の仕方やアイテムリアクションについてなど、基本的な配信マナーを教えてあげることは必要です。 ただそれ以上のことは、本人が試行錯誤する中

          プロのリスナーになる

          サポート担当は「プロのリスナー」になってあげてください。 ライバーさんが知りたいのは「自分がうまくいくための方法」です。 うまくいくためにはより多くのリスナーさんに喜んでもらい、より多くの投げ銭をしてもらう必要があります。 そこで必要なのが「いかにライバーさんにリスナーとしての意見を提供できるか」です。 なぜライバーさんが悩んだときに、リスナーさんに相談するんでしょうか? それは、自分の立場からの意見ではなくリスナーとしての意見がほしいからです。 ただその時もらえ

          ライブ配信を客観視する

          サポート担当はライブ配信を「客観視」してください。 自分の主観で見てはいけません。 違いは下記のとおりです。 サポート担当が主観的な意見をライバーさんに伝えるようになってしまったら、ライバーさんはサポート担当の考える以降のライバーに成長することはありません。 独りよがりの見方にならないためにも、下記のことを行ってください。 ライバーさんが聞きたいのは、「サポート担当の主観的な意見」ではなくて「ライブ配信でうまくいくための方法」です。 サポートの方法も独りよがりにな

          メンタルケアについて

          ライバーさんに対してのメンタルケアについてです。 よく言われるのは「ライバーさんは孤独なので、メンタル面でのケアがサポートの中で一番大切」ということです。 じゃあ、具体的にはどうすればいいのか。 落ち込んでからケアしても意味はありませんので、普段から適切なフィードバックをしてあげることではないでしょうか。 コーチングでもメンタルケアでも大切なのは「承認」だと思います。 ライバーさんとサポート担当がお互いに承認をすることで、そこに信頼関係が生まれます。 信頼関係が生

          教えるべきことと学んでもらうこと

          ライバーさんに教えなければいけないことと、学んでもらうことはちゃんと分けておきましょう。 ティーチングとコーチングの違いと重なるところもありますが、 【教えること】 ・アプリの特徴、基本的な使い方 ・配信の方法、ルール(挨拶・見え方・アイコンなど) ・配信での禁止事項 【学んでもらうこと】 ・ファンになって貰う方法 ・自分の魅力、見せ方 ・リスナーさんに喜んでもらう方法 サポート担当が教えられるのは、基本的なことです。 あとはコーチングを通じて、本人に学んでもらうこ

          教えるべきことと学んでもらうこと

          サポートの役割

          サポートの役割は2つあります。 「コーチング」と「メンタルケア」です。 コーチングは客観的な把握や分析など、科学的アプローチですが、メンタルケアは感情が大切になります。 どちらでも大切になるのは「承認」です。 相手のことをしっかり見る。いいところを見つけて褒める。相手に寄り添う。 それを行った上で、ライバーさんが前に進んでいくために行うのがコーチングで、前に進んでいくための準備をするのがメンタルケアです。 ちなみに私はどちらかというとメンタルケアは苦手な分野です(

          定性的と定量的

          ライブ配信のサポートは、ともすれば定性的な言及のみになりがちです。 今回は定量的把握の必要性についてお伝えします。 定性的とは、数値化できない要素で伝えることです。 「リスナーも喜んでいた」「笑顔が良かった」「歌がうまくできていた」などです。 定量的とは、数字に基づいて伝えることです。 「今週の配信日数は4日で、トータル配信時間が20時間」「今日は2時間配信して1500コイン獲得できた」 どちらかのみというのは極端になるのでおすすめしません。 ただ、ライバーサポ