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購入した家がポケモンGOのポケストップだった件【飛騨市で田舎暮らし】


「飛騨市で田舎暮らしをしよう!」と意気込み、購入した古民家には市指定天然記念物である樹齢400年のモミジの樹がある。

「何か活用方法はないものか」と考え、「もしかしてポケモンGOのスポットとかになってないかな?」と数年ぶりにポケモンGOのアプリを開き調べてみると、なんと、本当にポケストップになっていた!

前オーナーから受け継いだ大切な樹。
何かしらの活用ができればという想いで執筆しようと思う。


天然記念物の管理方法やその費用について

市指定の天然記念物を所有している点について、それはしっかりと保守と管理が必要になる。
勝手に伐採することはもちろん、管理を怠ったことが原因で樹が死んでしまうことがないようにしなければならない。責任は重大だ。

一方で市の指定の天然記念物であるということから、専門家が定期的に樹の状態を調査・診断をしてくれるようだ。

その際、万が一治療等の処置が必要になった場合は、その費用の1/2を行政が補助してくれる制度もあるということだった。

飛騨市は雪の多く降る地域だ。冬季時の管理にも目を配り、定期的に管理をしていく必要があるようだ。


今のポケモンGOはビジネスの活用ができるのか?

2016年のリリース時には、町行くひとの大半が同ゲームを楽しんでいる風景が記憶に焼き付いているほど、大きな社会現象となったポケモンGO。

流行のピーク時には飲食店などがポケモンが多く発生するアイテムを利用して、ポケモンGOを集客に活用する取り組みが見られた。

今ではユーザー数は減ったものの、各スポットでゲームを楽しむ若者の姿を見ることがあり、いまだに根強い人気があるという印象がある。

しかしながら、自分たちが住む場所はへんぴな田舎。これといったランドマークもなく、ポケモンGO目的で訪れる人も少ないと思う。

また、これからこの地で始めようとするビジネスのニーズとポケモンGOユーザーのニーズが重ならないので、ビジネスとしての活用は難しいと考えている。

一方でポケスポットがあることによって、ポケモンGOを通じて僕らが開業予定のお店の存在を知ってもらえる可能性は、母数は少ないにしろもゼロではないと思う。


ポケストップが家にあるリスク

リリース当時、ポケストップは、ユーザーが不法侵入をしてきたり、多くの人が数時間同じ場所にタムロしたりとプライバシーの侵害につながる良からぬニュースがあったことを覚えている。

しかし、自分の場合はストップがある場所は玄関付近だし、普段人が多く通らない場所でもあるため、その点は問題はないかなと考えている。むしろ熊やイノシシなどの“リアルポケモン”とのエンカウントの方が心配だ…(笑)。


ポケモンGO、再開してみようかな…?

自分自身ポケモンGOは割とハマっていた時期があった。旅先、ジョギングのお供としてかなり楽しませてもらった。
家にいながらポケストップは回し放題だし(笑)、遊ばない手はないかも!?

天然記念物の活用として、ポケモンGO効果は正直見込みはないも同然だとは思うが、せっかくスポットとして指定いただいているものだし、虫や小動物はもちろん、ポケモンも多く生息している場所なんだと、ポジティブに考え向き合っていこうと思う(笑)。

デザイナー / アートディレクター
竹本 純

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竹本 純 / 田舎暮らしとデザインの記録
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