あんまり税理士がしない延滞税の話をしよう。
税金というのはたしかに期限までに納付をしないといけないのですが、資金繰りというのを考えた時に税金の負担というのは非常に重くなる時があるわけです。
そうなると、税金を払うべきか、経費の決済をすべきかで、意外と知られてない事実が、
延滞税の利率、アホみたいに安い
という事実。
延滞税は銀行の貸し出し利率がベースなので、この低金利時代だとアホみたいに安い。
実際に見てみよう。
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/entaizei/keisan/entai_wariai.
添付の表の見方ですが、申告期限から2ヶ月以内なら利率が安い期間なので①の利率が適用されます。平成30年ならなんと2.6%
つまり、資金繰りに詰まって、税金の支払い分をキャッシングとかでムリクリ払うくらいなら、堂々と遅れて払った方がいいし、2ヶ月を過ぎてもキャッシングの利率なんかより遥かに安い。
おそらく支払いのキャッシュポイントを2ヶ月伸ばせば、資金繰りが着くというケースは多いと思うし、税務署の窓口で一度で払えないことを相談すれば分割納付にも応じてくれます。
なので、税金を期限までに払う必要があるか?
という点を考えるのも資金繰りのコツという時代になってるというお話でした。
とはいえ、銀行の借入など納税証明が必要な取引は完納が条件となるので、その点はお忘れなくです。
徴収系の支払いの話もご相談乗れますので、お困りのことがあれば聞いてみてください。
さらに、キャッシュポイントを伸ばす方法もありますよ。
しかし、来年どうするんだよ、消費税💦
滞納増えるだろうねえ😔
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