読書脳 -樺沢紫苑-
①読書術とはいわば時間術である
→仕事をしながら読書は案外大変である。仕事だけでも大変なのに、そこから家事をしたり、ストレス発散に趣味に勤しむなど、やることは数多いからだ。その中で、読書に時間を割く、ということは、よっぽど時間をうまく使わないと不可能である。したがって、読書できる人は時間の使い方が上手い人であり、読書するために、時間の使い方をうまくする必要がある。必然的に仕事ができる人、無駄がない人になる。
②本は議論できる水準で読め
→何気に難しい。議論するためには、事実とそれに関する自分なりの考えをもっていないといけない。つまり、理解は最低条件で、そのうえ、自分毎として考えなければならない。受け身ではいられないからだ。でも、それぐらいしないと、せっかく時間をかけて読書をしたのに、もったいないと思った。「最近本で〜ということを知ったんだけど、どう思う?」ぐらい、話題を提供して、知識を定着させていこうと思った。
③6分間の読書でストレスが3分の2以上軽減する
イギリスのサセックス大学でのストレス解消についての研究
ストレス軽減効果の結果:読書68%、音楽視聴61%、コーヒー54%、散歩42%、テレビゲーム21%
→私は職業柄、毎日何かしらのストレスを抱え、そのストレスをなんとかすべく暴食をしたり、発狂したりするのだが、読書がストレス解消になるとは意外にも意外であった。早朝に読書をする習慣は身についており、朝からやる気マックスで職場に出勤しているのだが、それはもしかしたら読書が原因だったのかもしれない。仕事終了後、ページを捲ってみようと思う。そうすれば、暴食しなくて済み、心穏やかに寝ることができる。ちなみに、クラシックを聴きながら入浴することもおすすめ。