ワンオペと技術広報
弊社フレンバシーでは開発チームはデザイナー兼ディレクター1名とデザイナー兼フロントエンドエンジニア1名、そして私(フルスタックエンジニア)でいつも仕事しています。時々副業エンジニアやフリーランスに手伝ってもらうことはあっても基本はエンジニア一人です。
エンジニアが一人というのは不健全なもので、テストコード端折ってしまったり、小さな障害(影響範囲の大きくないもの)であれば後回しにしてしまうことも日常茶飯事です。最少人数で社内オペレーションを回す、ユーザへ価値を提供するためにはあらゆるものを自動化しないといけません。なので監視やデプロイの仕組みも自動化しています。
この話の流れで薄々わかってきたと思いますが、ワンオペは明らかにリスクがあります。
この状況から脱却しようとエンジニア採用を強化しようと社内に声をかけて、なんとか社内で了承してもらったので絶賛技術広報を強化しています。
この技術広報ですが、一般的には「採用広報」と「技術広報」と分かれるらしく、前者は候補者に応募を促すのが目的で、後者は会社の技術力のPRがメインなんだそうです。
弊社に関して言うと、技術スタックはAWSのEC2上で動くRubyOnRailsでほとんど構成されているため、技術広報をするにはあまり目新しくは無いのですが、できるだけ少人数で回すためにRoR以外でも工夫しているポイントなどは公開していけたらと思っております。そういう意味ではQiitaには過去にいくつか記事を投稿しています。以下はほんの一部ですが、自分でも色々書いてきたなあと感心しています。
これらのドキュメントは書いておかないと、何かあったときに自分で復旧するすべがないから未来の自分に対する手紙だと思って書いたりしています。
結果的に人の役に立てばと思いますが、逆に言うとこういうちょっとした新しいことに挑戦できるのも小さい会社のメリットなのかもしれません。会社のポリシーとしては技術に潤沢に予算を割けるわけではないけどコストダウンのため、新しい付加価値を出すために投資するのであれば検討余地あります。
『ちぎれるほど考えて、7倍速』でというのはユーグレナの社内スローガンですが、技術選定にもそういったセンスは求められます。
仲間が増えればワンオペでなくなるし、より幅広にアイデアは広がります。ソーシャルグッドやプラントベースを題材にディスカッションしませんか?
という技術広報をネタにした採用広報でした(笑)