なめらかなお金がめぐる社会の実現に、本当に必要なものは？

家入さんファンとして、「なめらかなお金がめぐる社会」というワーディングが好きです。だけれど、なめらかなお金を生み出すためには、やはりキレイに整えられたなめらかにお金をやりとりさせられる、ぴかぴかつるつるの固い地面が必要だと感じています。羽生くんがすばらしく滑らかに滑るには、ちゃんと整えられて固く締まった氷が必要なように。

なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。 | 家入 一真 |本 | 通販 | Amazon

特に2018年1月に起こったコインチェックのNEM流出事件で散々批判があったわけだけれど、お金というものが絡む際には、本当に信頼であったり信用であったり、それを担保するだけのセキュリティといったものが大切で、コインチェックは「稼いでいたから返金できたしOK！」、「Growth Hackうぇーい」という問題ではない、と感じています。

お金というのは、人も殺せるだけの力を持つものであり、そのためには固い地盤の上にあるべきサービスであり、それだけ綿密なサービス設計になっていないといけないでしょう。

だから、Polcaなど少額であればまだ良いが、ビットコインのように影響が大きくなりがちな場合には本当に注意深く行うべきなのでしょう。そういった時、組織のメンバーについてはかなり気にしてしまうし、実際個人的には信頼ができずにコインチェックを使えませんでした。。

Fin-techはむずかしい。